何せ最近エスパーダを触る理由と言えばメンテナンスの方が多いですし、たまに行うカスタムでも記事にするほどのものはないんですよね。
そんなエスパーダの近況ですが、最近2点ほど変更箇所がありましたので、書かせて頂く次第でございます。
どの辺まで流用可能なのかどうか不明でしたので、assyで頼んでみました。
左=GS125E純正
右=バンバン200純正
ご覧のとおり、バンバンの方がやや長く、バネ2本で留める仕様となっています。
そしていざ交換してみると、まずバンバンのシャフトが数ミリ太いので、こちらはGS純正をそのまま使用。
バネはバンバン純正の2本で留めてみました。
シャフト径が違うことで不安定になるのでは?という懸念がありましたが、バイクの自重とバネの力がかかっているおかげで、今のところまったく問題なさそうです。
肝心の傾き具合もちょうど良く、充分安定していると思います。
それよりも問題になるのは、サイドスタンドを払った時、センタースタンドに干渉することです。
問題ないと言えば問題ないのですが、気になる方もいるでしょうねえ。
ぼくはこれでも良いのですがスタンドを払う度にカチン!と金属音がするので、気になるようならゴム等で保護してあげるのがベターかもしれません。
そして問題がもう1点。
もうお分かりの方もいるかと思いますが、サイドスタンドを払った状態ではセンタースタンドが使えないのです。
ただこれも(面倒ではありますが)先にサイドスタンドを出しておけば、使用可能。
メンテナンス時くらいしかセンタースタンドは使いませんので、慣れてしまえば何の問題はないような気もしますが、飽くまでぼく個人の所感です。
以上のデメリットを踏まえても問題ない、と言いきれる方にはオススメしても良いかな・・・?
■タイヤ交換
この日は発注したタイヤがいつもお世話になっているバイク7さん(ナナカンパニー)に届いたと連絡が来たので、取りに行って参りました。
すると珍客、CB125の方が!
これ、かなりレアじゃないですか?
後継機であるTはそこそこお見受けしますが、このモデル、しかも青以外のタンクは初見です!
このオーナーさんとはめっちゃ意気投合して、つい長話してしまいました(笑)。
バイク7さんはこの手のオーナーさんがちょくちょくいらっしゃるので、こういった思いがけぬ出会いが楽しみの一つになっています。
さて、届いたタイヤはこちら!
■ダンロップ TT900GP
サイズはこれまで使っていたTT100GPと同じで、フロント=90/90-18、リア=120/80-17です。
どちらもチューブレスしかないので、これまでと同じようにチューブを仕込んで使います。
また、最初カタログを見て勘違いしてしまったのですが、リアはフロント兼用の仕様です。
メーカーのwebカタログにはこのサイズはフロントにカテゴライズされており、クリックして詳細を見るまでこのことを知ることが出来ません。
それにしても奮発しました。
おそらくこのサイズでは最高峰であるハイグリップタイヤ。なのでお値段もそれなり。
TT100GPが見た目も含めて気に入っていただけに、大きな決断です。
しかしタイヤ交換の機会はそれほど多いわけではないので、どうしてもこの機会にこのタイヤの性能を知っておきたかったのです。
タイヤパターンがエスパーダに似合うかという疑問もありましたが、まあ、許容範囲なんじゃないでしょうか?
さっそく皮むきを兼ねて301号をテストラン!
いつもの作手の道の駅まで走ってきました。
喜多方ラーメン坂内 小法師で晩御飯。
で、TT900GPのインプレでございますが・・・
ファーストインプレッションは「もっさりしている」でした。
特に加速時のフィーリングにひどく違和感を覚えます。
これはハイグリップタイヤだからでしょうか?サイズが同じであるはずのTT100GPに比べてさえ、劣っていると感じます。
そしてコーナリングは・・・
あれ?これまでと同じようにターンインするとオーバーステア気味になる気がしますね。
しっかりグリップしているからか、よく曲がってくれている???
そんなに倒さなくても良い感じ???
こちらが、300kmほど走った後のアマリング。
これはどう見てもバイクに対して、オーバースペックですね。
これまで以上に倒さなくても良くなっている気がしますよ。
もちろん、このサイズでの比較なので、相応のタイヤ幅ならベストチョイスになり得ます。
しかし、この後何度かツーリングして、またちょっと考えが変わってきました。
これだけ安定している(グリップしている)なら、もっとスピードレンジを上げて進入しても倒していけるのではないか?ということです。
そんなふうに意識して、約1000kmほど経過した現在の状態がこちら。
あれ?使いきれてる?
最初は完全にオーバースペックで、サーキット以外では無用の長物かと思われたタイヤですが、案外いけるのかも。
これは様子見案件ですね。
また何かあれば報告していきたいと思います!