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紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その8:熊野のたんぼに日の光

続き。

おはようございます。
今日は最終日、熊野の旅館から自宅を目指そうと思います。
七里御浜の朝日からスタートです!
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ぼくにしては、ゆっくりめの出発です。
計画の上ではかなり余裕のある行程になるはずですが、果たして・・・?
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熊野と言えば、ご存知熊野古道。
バイクなのでそれをなぞることは叶いませんが、こうして熊野の山へ向かって走っていくと、その空気を感じ取ることが出来ます。
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予想どおりの山道。
誰もが気軽に立ち入ることが出来るわけではない、そんな雰囲気。
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実際、これは四輪ではかなり厳しそう。
大型自動二輪の場合も取り回しには要注意でしょうね。
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その先でぼくを出迎えてくれたのは・・・
またも巨大な岩、そして無数の棚田でした!
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丸山千枚田
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全盛期には1000枚どころか2000枚以上存在したという、石積みによって作られた棚田群です。
一時期、存続の危機に瀕していましたが、現在は保存会の努力により1340枚存在しています。
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千枚田と言えば輪島の白米千枚田が有名で、そちらを思い浮かべる方が大多数だと思います。
しかしあちらが1004枚と言われていますので、こちらの方が遥かに大規模なわけです。
この時は全体を収められる撮影ポイントが分からなくて、この程度の写真しか撮れておらず、その凄さが伝わりづらいかもですが・・・。
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緑の美しい然るべき時期に上空から撮ると、こんな感じに見えるようです。
次の機会があればリベンジしたいですね。

※写真引用:wikipediaより

この後、山を下りて再び海岸線=国道42号。
次の場所は千枚田と違って、国道のすぐ脇にありました。
花窟(はなのいわや)神社です。
すぐお隣が道の駅になっているので、ここにエスパーダを停めていくことにします。
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奥の山の頂上が虫喰岩とよく似ています。
まさか古座川からここまで、同じ地層なんでしょうか・・・?
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なんと直接、御神体へと続く参道。
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社がなく、突き当たりが御神体そのものとなっているのです。
そしてその突き当たり。
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鳥肌が立ちました!
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その白く巨大で異質な姿、狂気に満ちた造形は無表情にぼくら人間を眺める、超越的な存在そのもののように感じました。
今回の紀伊半島を巡る旅では多くの奇岩・巨岩を見てきました。
そしてそれら全てに狂気と美しさを感じたものですが、この花窟神社はその中でも最たるものだと確信しています。
日本の古代信仰がこれらに端を発し、多くの神話が紡がれていったのはごく自然の流れだったのでしょう。
もし実際に八百万の神々が存在するのならば、その姿、思考はきっと地球上の生命体とは似ても似つかぬ異質なものであったに違いありません。

境内が狭いのと、御神体が巨大すぎることからその全容をカメラに収めることは出来ません。
しかし実は国道から全体を見ることが可能ですので、近くを通る機会のある方は是非一度ご覧になってみると良いと思います。
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神社を出てそのまま国道42号で尾鷲方面へ。
42号は山中を通ってショートカットするように尾鷲に続いているので、今回はイージーにそれに付き合うことにしました。
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つづく。

10:50 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その7:とまりとまりで日がくれて

続き。

まあ、ここまで来れば殆どの方はお察しだとは思いますが・・・
見えてきましたね♪
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辺鄙な場所にしては道路もよく整備されているし、観光バスもひっきりなしに行き交います。
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観光客もたくさん!
特に(やっぱり)外国人の方が多いかな。
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飛瀧神社の鳥居をくぐって・・・
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境内。
けっこう歩くのかと思いきや、全然そんなことはありませんでした。
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那智の大滝!
さすが、と言いますかこの高さから落ちる滝は、見たことがありませんね。
落差133mだそうです。
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ちなみに、ぼくの両親の新婚旅行先がここだったそうです。
当然他にも色々回ったはずなのですが、ここ以外は全然覚えておらず、秘かに同じところを回ってやろうと画策していたぼくの計画は、見事に打ち砕かれました(笑)。
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個人的には、滝そのものにそれほどのインパクトは受けることもなく。
それよりも断崖と言うか、岩盤が独特で美しいと思いました(また岩かよ)。
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さて、日が傾きかけてきました。
この日は宿を予約しているので、正確にことを進めなければなりません。
再び42号に戻って、海岸線を北へ走ります。
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三重県紀宝町に入りました。
さらば和歌山!
ここまで来ればもう宿も近いことですし、かなり余裕があります。
道の駅 ウミガメ公園に立ち寄ってみました。
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通常の道の駅の建物以外に「ウミガメふれあいパーク」なるものがあるのが特徴です。
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そこにはウミガメの飼育プールが設置されていました。
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実際に間近で見るウミガメさんは、とてもかわいいですね。
そしてでかっ!!
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こっちは子ガメ。親とは全然違って見えます。
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他にもウツボとか色々。
ここはとにかく無料でこれらを楽しむことが出来るので、特にお子様づれの方にはオススメです。
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さらにその先・・・
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七里御浜に到着!
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約22kmも続く、日本で一番長い砂浜です。
ここまでずっとリアス式海岸を見ながら走ってきたため、良い気分転換になりました。
それと先ほど立ち寄ったウミガメの産卵場所になっているので、車両の乗り入れは出来ません。
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砂浜まで下りて散策するには、さすがに時間が足りなさそうなので、今回はここで戻ることにします。

42号でそのまま熊野市に入ってすぐのところに宿はありました。
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ビジネス旅館 潮音さん。
なんと素泊まり3600円!
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旧い建物ですが、掃除はきれいに行き届いており、泊まるだけなら何の問題もありません。
ちなみにネット回線あり、でトイレ、バスは共用です。
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とにかく安いので、ネカフェに泊まるよりお得感がありますね。
と言うか実はこの辺りはネカフェがなく、それに代わる宿を探していたところ、潮音さんに行きついたというわけです。

部屋からは七里御浜が(一部ですが)臨めます。
いいじゃん!
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長い長い2日目、この日のルート。
走行距離約300km、これだけ色々立ち寄ってこれなら上出来です!


3日目につづく!

03:01 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その6:奇岩の行列なんじゃいな

続き。

一枚岩からそのまま県道38号で、古座川沿いに東へ。
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この間にも現われる、奇岩に次ぐ奇岩!
どうなってんだここ。
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古座川はゆるく南へ進路を変え、そのまま海に出ました。
和歌山は本当に海と山の距離が近い、特殊な地形ですね。

そして海岸線を走っていると、見えてきました!
遠目にも異様な光景と一目で分かります。
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全然知らなかったのですが、「本州最南端」の道の駅 くしもと橋杭岩に到着です!
もちろんお目当ては道の駅の名前にもなっている・・・
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橋杭岩!!
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すっげー!
巨大な奇岩群が海に向かって、約850mに渡り一直線に並んでいます。
太古の火成活動により作り出されたものだと分かっていても、実際にこの目で見ると、何らかの大いなる意志が生み出したとしか思えてなりません。
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伝説では、弘法大師が天の邪鬼と串本から沖合いの島まで、どちらが早く橋をかけることが出来るか勝負をした跡と言われています。
そりゃそっちを信じちゃうよねー。
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道の駅できんかんソフトを堪能(めちゃ美味しかった!)して、再び走り出します。
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もと来た道へ進路を向けると再び奇岩!
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そろそろ目的地かな?と思っていたろころに、いきなり出現!
え?こんな道のど真ん中に!?
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高さ60mの巨大な奇岩、高池の虫喰岩です。
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こういうのって普通、公園とか周りに柵を設置して近くまで来れないようにするものだと思うのですが、このようにバイクでも至近距離まで近づくことが出来ます。
特に観光名所として賑わっている感じもないので、ぼくが思うほど心配は要らないのかもしれません。
ですがJUN的には、その迫力と狂気すら感じる造形美にかなりの衝撃を受けました。
それくらいにすごい場所だと思うので、もう少し丁寧に保管してあげた方が良いと思うんだけどなあ・・・。

まあ、おかげで簡単にエスパーダとツーショットが撮れましたけど(笑)。
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足元に祠があるくらいに、住民にとっては当たり前の存在といった印象ですね。
それにしても美しい・・・。
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北東に進路を取り、この旅始まって何度目かの国道42号。
紀伊半島を折り返します。
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那智川に沿ってまたも山へ。
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ワインディングを楽しみながら、この日最後の目的地へと向かいます。
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つづく!

17:47 | vehicle:GS125E | comments(2) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その5:海岸大岩ともぞろい

続き。

白崎海洋公園からは、国道42号を海沿いに走って南下。

消える飛行機雲〜♪

で有名な御坊市を訪れてみたかったものの、それだけで相当な時間を浪費してしまうので今回はスルー。
それとこの旅全体に言えることですが、急遽ルートを変更したため、実はその詳細を把握しきれていません。
なので、ざっくりこのまま田舎道を走るものだと思っていたのですが・・・
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紀勢自動車道、田辺インター付近。
立派できれいな幹線道路に変わりました。
国道42号のこの辺りはバイパスになっており、同じ道でもこれまでとは随分異なる印象を受けます。
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あと、本当は千畳敷とかも見たかったんですよねー。
しかしこちらも遠回りになってしまうので、スルーしました。

再び海岸線に戻ります。
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思わず足を止め見入ってしまったのが、こちらの景色。
規模は違えど、いつぞやに宮崎で見た「鬼の洗濯板」によく似ています!
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最初、間違って千畳敷付近に来てしまったのかと思いましたが、そうではありませんでした。
景勝地でも何でもないただの海岸のようです。
こんな場所が宮崎以外にもあるんだなあ、と思うと同時に「この程度では観光地になりゃしねえ」と言わんばかりに名づけられることすらない、この和歌山という土地の特殊性に恐れ戦くばかりでございます。
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そう言えば今日は何も食べていなかったので「道の駅 椿花の湯」で昼食を摂ることにします。
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こちら小さな道の駅で、ぼくが訪れた時は老夫婦?2人で営んでおりました。
もの珍しさで頼んだ和歌山ラーメンは・・・うーん、普通(笑)。
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南部梅林でも有名な紀州の梅!
これはお土産に買っていきましょう♪
美味しくて大好きなんですよー。
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再び海岸線をひた走った後・・・
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一旦、海岸とお別れして県道39号(串本古座川線)で北上。
ちょっとしたワインディングを登っていきます。
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古座川沿いに走っていくと見えてきた巨岩。
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異様な風貌、大きさ、ともに目を引きます。
後に調べてみたところ、天柱岩と言うそうです。
このような巨岩に「たまたま」出会えてしまうのが和歌山。
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目的地付近。
満開とはいかないものの、きれいな桜並木がお出迎えしてくれました。
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「古座川の一枚岩」に到着です!
え、ただの山でしょ?って?
違います!名前のとおりこれ全部、1枚の巨大な岩なのです!
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全長800mに及ぶ巨大な姿は、もちろん日本最大級。
古座川弧状岩脈のほんの一部であり、地表に見えていない部分は実に20km以上にも及ぶとされています。
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このような所謂「パワースポット」を訪れるといつも思うのですが、そのパワーを分けてもらうなんてとんでもないです。
むしろ圧倒されて矮小な己を認識し、謙虚な気持ちになるんですよね。
皆さんはそういうのないですかね・・・?
ない?
もらう方?

・・・まあなんでもいいや。
('A`)
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つづく。

08:35 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その4:あなたのお国のみかん山

続き。

国道480号と県道181号が交わる場所に巨岩を発見しました。
あまりに唐突に現われたわけですが、その存在感に圧倒され、すぐさまシャッターを切りました。
注連縄を纏っていることから、信仰対象であることは間違いなさそうです。
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後日調べたところ、粟生の巌(あおのいわお)という奇岩でした。
このルートを選んでおかげで、偶然良いものが見れました!
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低地まで下りてくると、景色はまた一変。
しかしぼくのよく知った風景などではなく、傾斜一面に作られたみかん畑が織り成す、独特の光景でした。
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湯浅町を横切って・・・
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海に出ました!開放感!
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この後そのまま海岸線を走ったのですが、突然みかん畑の中を突っ切ったりするようなトリッキーな道でした。
クルマで来るにはちょっと覚悟が要りそうですね。
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しかし景色は最高です!
この辺りは、海岸直前までせり出す山が印象的ですね。
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そんな中ようやく、本日の第2目標地点が見えてきましたよ。
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道の駅 白崎海洋公園!のはずなのですが・・・え?
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っざけんな!!おいーっ!!
今回の旅で一番楽しみにしていたところだったのにー!!
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それほどまでに、ぼくが見てみたかった白崎海洋公園って、こんなところ。
え?これ本当に日本?
白い石灰岩と青い海と空が、まるでエーゲ海!!
入ってみたかったなあ・・・。



※写真引用:なっぷ様

余りに悔しいので、中には入れなくとも少しはその様子が見れないかと、望遠で撮影。
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なんとなくでも雰囲気が伝わるでしょうか?
公園の周囲でさえ、この美しさ。
何故ここだけこんなふうなのか、とても不思議です。
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いくら残念がっていても入れないものはしょーがないので、そろそろ出発しようと思います。
ちなみに公園の再開時期は未定だそうです。4月20日から一部再開が決定しました!
再開したら絶対来るかんなー!!うがー!!
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つづく。

04:28 | vehicle:GS125E | comments(2) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その3:あらぎ島までとんでった

続き。

おはようございます。
昨夜からの予報どおり、この日の朝は曇天。
午後からは晴れる予定なので、まあ大丈夫でしょう。
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今回の旅の目的の殆どは、この2日目に凝縮されています。
予てより紀伊半島に来ることがあるなら、訪れてみたいと思っていた場所が溜りに溜まっているのです。
それらの点を線で結び一気に回る、そんな記念すべき1日の始まりです、気合い入れていきましょう!

まずは岩出市から南、有田川町へ。山側へエスパーダを向けます。
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県道19号。ワインディングではありますが、路面・見通しも良く、走りやすい道です。
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岩出市から有田川町へ行くには、基本的に山を越えなければなりません。
迂回して海側に出るのは、かなりの時間のロスになるので問題外。
で、いくつかある山越えのルートの中から、最短距離のものをチョイスしています。
一番きつそうな気もするけど!

だいぶ登ってきました。
雲海がお見事!
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県道19号からの分岐地点。
エスパーダが往くは、左の道です(笑)。
入口からしてどう見てもヤバイ道ですねえ。しかも小雨が降ってきて、状況は悪くなってきました。
この先更に激化していくと思われるこの道を長時間かけて走りきるためには、それなりの覚悟が必要なようです。

いざ、参る!!

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予想どおりの酷い道ですが、これまでの経験が支えになってぼくを冷静にいさせてくれます。
とにかく、路面状況の把握とアクセルコントロールに集中。
濡れたこの路面に急なアクセルだけは禁物、スリップダウンして転落したら間違いなく只では済みません。
なにせガードレールは「たまに」現れるくらいなのですから。
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やっとの思いで道の駅 あらぎの里に到着!
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例によって早朝なので、開いてませんけどね(笑)。
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ここから少し走ると、この日最初の目的地「あらぎ島」が現われました!
う、美しい・・・感動!!
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「島」と付いているものの、実際には見てのとおり有田川のつづら折れの部分に作られた棚田です。
山ばかりのこの土地では、貴重な平地だったんでしょうね。
それにしたって、よくもこんな場所に作ったなと感心してしまいます。
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有田川沿いに西へ、下山します。
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高野山や龍神スカイラインもとても惹かれるのですが、内陸まで回っている時間はありませんのでそれは次の機会にしたいと思います。
海を目指す!
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つづく。

07:01 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その2:はずんで奈良の山の上

続き。

関宿を見て回ります。
後方に鈴鹿山脈。
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看板見てるだけでもめっちゃ面白いです!
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時間があればこういうお店で一休みしていきたいくらい、とても落ち着く場所です。
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織田信長の三男、織田信孝のお寺。

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こっちはそれより遥かに旧い、地蔵院。
741年、日本最古の地蔵菩薩が本尊らしいです。
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まだまだ続く!
これは本当に予想外。
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余談ですが「せきのやま」とはここ関宿のやま=山車のことで、この狭い道幅の中を大きく立派な山車が通ることから、「ぎりぎりせいいっぱい」という意味に使われるようになったらしいですよ。
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ひととおり回ったところで、ちょうど関宿の中心にある「会津屋」さんの前にエスパーダを停めて撮影させて頂きました。
平日かつ車両乗り入れが可能なのは、こういう時に限って嬉しいですね。
会津屋さんはこの関宿でも有数の大きな宿で、今は中で食事が出来るようです。
知ってたら、お昼はここでも良かったなあ。
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関宿が思った以上に大規模で、やや時間を割きすぎてしまいました。
再びエスパーダを大阪方面に走らせます。

原付で名古屋方面から関西へ向かう際、どうしても避けて通れないのは旧国道25号。
この道はここでも何度も書いているとおり、とても走りにくいです。
特にこの土砂置き場がある辺り、これのせいでただでさえ狭く見通しの悪い道を大型車両が行き交い、舗装は凹凸が激しく、また土砂が舞っています。
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月ヶ瀬の辺りを通過して・・・
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とりあえず針テラスで休憩です。
さすがに平日の真昼間、と言いたいところですが、バイクの往来は常にありました。
みんな何しに来てるんだ・・・(お前もな
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いつものたこ焼きで一息つきます。
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宇陀に向かう玉立橋からの風景。
この景勝地でも何でもない、ここから見る棚田がぼくは大好きです。
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途中、又兵衛桜もちらっと見てきましたが見頃にはまだまだのようで、スルー。
そして吉野へ。
もう少し時期が遅ければ遠目にも桜が見えたかもしれませんね。でもそうであれば大渋滞は免れなかったでしょう。
この辺りも散策してみたい場所は盛りだくさんで、特に明日香村はじっくり泊りがけでいつか探検してみたいものです。
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五條市を越え、ガソリンの余裕はあるものの和歌山入りする前に給油。
だって和歌山ですよ?
スタンドあるか分からないじゃないですか。
(いやさすがにそれは・・・

んで、ここのおばちゃんがめっちゃ話しかけてきて、癒されました♪
「どっから来たの?え、名古屋?原付で?紀伊半島1周するの?わあ、楽しそうねえ」
JUN「絶対楽しいですよ!」
旅はいつだって楽しいのです。
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ひたすら国道24号線でついに和歌山入り!
あ、あれ?
めっちゃ普通に街じゃん!!全然イメージと違ったわ!!
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そして日は暮れて。
・・・この日も終わろうとしています。
予想通り特に面白いルートではなかったけれど、計画どおりここまで来れたことに安堵のため息。
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ツーリングサポーターも最初の頃に比べて随分使いやすくなっていました。
ご苦労様。
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快活CLUB 和歌山岩出店に到着。
ここをキャンプ地とする!
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本日のルート。
走行距離約280km、遅い出発のわりによく走りました。
まあ、観光とかあまりしなかったからね。
明日からが本番だぞー!
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つづく。

10:38 | vehicle:GS125E | comments(2) | trackbacks(0)
紀伊ろいカタナが往くだげな(往くだげな)その1:刀は往きます東海道

3月末、どうしても今年度中に消化しておかないといけない休日が余っていましたので、ぎりぎり滑り込みで3連休を頂きました!

 3 連 休 。

なんて素晴らしい響き!
滅多に無いその連休をどう使うか・・・いや、それはもう旅しかないですよね!
他の用事は単発の休日や2連休で事足りますが、旅だと何日あっても足りないくらいですから。
と言う訳で、チャンスがあれば是非やってみたい、と思っていた紀伊半島1周ツーリングを強行することにしました。
正直に言えば3連休でも不安なくらいに紀伊半島は広く、また行きたいところも多いのですが、あまり贅沢も言っていられませんので、なんとか3日以内に押さえ込みましょう。

直前までYZF-R1で行くつもりだったのものを、諸々の事情で急遽エスパーダに変更したため、ルートも大幅に変更。
最終日の復路で大渋滞の名四にバッティングしてしまうことだけは避けたかったので、名古屋から反時計回りに走ってみることにしました。
(YZF-R1での計画時、最近出来た新名神を試してみるつもりでした)
つまり、1日目で一気に大阪方面まで駆け抜け、2日目からじっくり南下して名古屋に戻る計画です。
最終日は鳥羽からフェリーを使えば楽だし、この時期しか見れないあの渥美半島を堪能出来るという、まるで一石三鳥くらいのルートじゃないですかー、やだー、JUNさまってば天才!

はい、そんなわけで名四を使ってまずは大阪方面へ!
この日は特に見所もなくつまらないでしょうが、がまんがまん。
名四レーシング中遭遇した下忍×2。
怪獣さん(?)リュックがかわいいです。
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途中から東名阪を避けるため、久しぶりにツーリングサポーター起動。
月額400円分は役に立ってもらうゾ!
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道の駅 関宿到着!
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お昼は気になった亀山ラーメン。
道の駅の食事ってあまり期待してないのですが、これは良かったです!
野菜たっぷりでスープも美味しいご当地ラーメンでございました。
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それと宿場町「関宿」をちゃんと見たことがなかったので、急遽観光していくことに。
1日目はあまりにつまらないルートなので、面白そうなところがあれば寄っていこうとスケジュールを緩めにセッティングしていたのが功を奏しました。
それほど多くの時間は割けませんが、ささっと観るくらいなら問題ないでしょう。
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おおお?思ったより大規模じゃないですか。
誰だよ大したことないみたいに言ってたやつ。
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旧い建物もけっこう残ってます。
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なかには倒壊しそうなものもありましたが、これはこれで見応えアリ。
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観光化の進み具合についても、ぼくはこれくらいが一番良いかな?と思います。
あまりにお店ばかりが軒先を並べているのも、風情を損なうと思いますし。
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景観に合わせて作られた郵便局。
駐車場は狭そうですが、その分建物がかなり立派!
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よくよく考えてみれば、名古屋から一番近い場所にある宿場町跡なんですよねー。
全国様々な宿場町跡を見てきておいて、今頃になって関宿ってのもなんだか皮肉な話です。
でもね、近い場所ほど機会がないと訪れる気になれないものなのです。
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つづく!

20:04 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
カローラフィールダーに乗って。

前回の記事に書いたとおり、この日は泣きそうな状態で帰ってきたわけですが、翌日となればきれいさっぱりリフレッシュ。
たいていの悩みは寝れば解決、と宣った偉人がいたそうですが、まさにそのとおり!

(いやそれ悩みとか関係ないんじゃ・・・

夜勤があるのが気に食わないけど、良く晴れた温かい日だったので、朝からご近所の枝垂れ梅前にてちょこっと撮影。
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そうそう、パパンのクルマがブルーバードシルフィからカローラフィールダー(ハイブリッド)になりました。
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現役を退いたとは言え、まだまだ(元)お客さんを乗せてゴルフに出かけることが多く、収入が激減した父親にとっては、とにかく燃費が良いことが第一条件になったようです。
アクアと同じシステムを使っているので、実際の走行でも20km/l以上の燃費を叩き出しています。
ハイブリッド車というと目先の経費は安いものの、バッテリーの交換で非常に出費がかさむというイメージがあったのですが、最近のハイブリッド車のバッテリーはかなり超寿命に作られているらしく、免許返納までは問題ないのでは?という結論に落ち着きました。

次にお客さんを3人乗せて、かつゴルフバッグを横に3つ以上積めること、これも同じ理由から妥協出来ません。
5ナンバーボディという条件も付いた中でこれに当てはまる車種は、実はなかなか無いんですよね。
セダンでも、キャビンとトランクがしっかり分けてデザインされている「クルマらしいクルマ」は皆無と言って良いような状況です。
それに、かつてはあれほどどこもかしこも走っていたステーションワゴン達は何処へ行ってしまったのでしょうね・・・。
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そんな中での車種選びとなり、これまで50年以上日産を乗り続けてきた父親もついに、トヨタに鞍替えとなりました。
ちなみにフィールダーを勧めたのはぼくで、実際良い判断だったと思います。
・・・とても悲しいことではありますが。

外装はトヨタの中ではかなりセンスの良い方。
内装も安っぽいなんちゃってカーボンを除けば、良い感じです。
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そんなわけで、午後からはフィールダーのナビシートに乗せてもらい、奥山田の枝垂れ桜を偵察に行って参りました。
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あう、エドヒガンと言えど、さすがに早かった(早すぎた)か。
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うーん、これは例年以上に遅い気がしますね。
いつ頃になるんだろう・・・?
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そこから高速を使って新城の河津桜へ。
こっちは逆に遅いくらいですが、ちゃんとまだ咲いてることを確認しているので、大丈夫なはずです。

そうそう、ここは北側から南下して見るのが正しい見方ですよ!
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トンネルから見るこの光景が、まるで絵画のようで素晴らしいと思いませんか?
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お見事!
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ソメイヨシノに比べて随分と濃いピンクで、鮮やかな印象です。
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記念にフィールダーと一緒に撮っておきます。
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最後に、道の駅 もっくる新城で休憩してから帰ることにしました。
インターのすぐ近くにあるので、高速を使う人には特に利用価値の高い道の駅だと思います。
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翌日から開催される新城ラリーを、猛プッシュしてました!
この調子でもっともっと有名になると良いのになあ。
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ナビシートからではありますが、このクルマにはとても堅実な印象を持ちました。
パワーはないにせよ、ひととおり何でもこなせる感じ。
ただとても気になったのがロードノイズでしょうか。
タイヤのせいなのか、ホイールサイズによるものなのかよく分かりませんが、超静かな車内なだけにかなり気になります。
まあ、ぼくも父親もトヨタ初心者なので、少しずつこのクルマのことについて勉強していこうかと思います。
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おしまい。

 

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