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【開花のススメ】強化外骨格 雷電と巴恵を描いてみる。

お絵描き回、まだ続いてます。
興味のない方はごめんなさい(笑)。

今回は「開花のススメ」より覚醒式強化外骨格「雷電」と黒須巴恵です。
「開花のススメ」は、ご存知「覚悟のススメ」の外伝として描かれた、苺野しずく先生の漫画。
苺野先生は他にも有名どころだと、漫画版の牙狼とか描かれております。
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本当は強化外骨格が描きたかっただけなので、正直なんでも良かったわけですが、覚悟や零はけっこう色んな方が描いておられる(と思う)ので、敢えてあまり描かれることのないこちらをチョイスしてみました。
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だいたいの構図が決まったところで、雷電と巴恵を分けて作画していきます。

ざっと塗りつぶしてからの・・・
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完成!
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せっかくなので雷電単体用に背景を用意してみました。

うむ、かっこいい♪
さすが山口貴由先生のデザインです。
他の強化外骨格も描いてみたくなりますね。
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次に、巴恵を背景にして置いてみます。
両者同じポーズで、それぞれ別アングルからの視点としています。
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巴恵の塗りつぶしからのー
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描き込み開始。
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うーん・・・なんか違う・・・かな?
なんとなく、まとまりがないような。
いや、まとまりと言うより面白みと言うべきか。

そこで思い切って、巴恵のアングルを正面に近いものへと変更してみることに。
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これなら良さそう。
両者とも横を向いているよりは、変化が出て良いんじゃないかと思います。
・・・てことで描き直し!

デッサン→ラフ。
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和服、それも袴については詳しいわけではないし、見たり観察したりと言った機会も少ないので、特にこういった派手な動きになった時にどういうふうに皺がつくのかとか、そもそも縫製がどうなのかとか、完全に想像の延長線になってしまうのが悔しいところ。

その想像の延長線上の下絵から塗りつぶし。
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最近、かわいい系の絵を全然描いてなかったので、やや手間取りました。
これでも原作の絵柄よりは、だいぶ現実的な方向に寄せてみたつもりですが。
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だいたい塗り上がったところで、色調補正とドロップシャドウ、ハイライト追加。
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こちらも単体用に背景作って、完成。
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雷電と巴恵を合成して、ようやく完成です。
巴恵の描き直しで時間がかかってしまいましたが、やって正解でした。
なんか、コミックの表紙みたいになっちゃいましたけどね(笑)。
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完成したところでツイッターにも上げてみたところ、まさかの苺野先生ご本人からのコメントが!!

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ひいいいいいいいいいwwwww恐れ多いわwwwwwwwww
いやー、本当にすごい時代になったもんですね。
昨今、ネットの普及による弊害とか社会問題とか色々言われてますけど、クリエイター的なことを趣味としている人間にとっては、こんなにも恵まれた時代はこれまでになかったはずだと思います。

この時代に生まれたことに感謝!
苺野てんてーに感謝!

しかもこの後、フォローまで頂きました。
不束者ですが、今後とも宜しくお願い致します。
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え?しかもライダー?
ヤマハ乗りですって?

ひょっとして運命開花しちゃいました?(いいから落ち着け

09:52 | works | comments(2) | trackbacks(0)
黄金の戦士(イクサー1)を描いてみる。

9月のお絵描き3枚目は、懐かしのイクサー1です。

一言でイクサー1と言っても、OVA本編にイクサー3版、原作版と色々あったりしますが、今回は一番マイナーで一番好きな「黄金の戦士」編をチョイスしてみました。

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確かに好きなキャラクターではあるのですが、わざわざこのタイミングで30年以上前の作品を引っ張り出してきたのは、ちょうどオーバーロードで超位魔法「イア・シュブニグラス」が使われる回が放送されたからです。
オーバーロードにおけるイア・シュブニグラスは豊穣の女神に生贄を捧げることで、女神の落とし子である「黒い仔山羊」を召喚するという魔法です。
この元ネタはぼくの好きな「クトゥルフ神話」でして、仔山羊は手元にある「クトゥルフ・モンスターガイド」にあるデザインをそのまま踏襲されていましたね。
曖昧な表現しかされないクトゥルフ神話のモンスターを、上手いことデザインした良い例だと今でも思います。
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とまあ、イア・シュブニグラスに関してはここまでで、これが何故イクサー1に繋がるのかと言うと、ぼくが初めて「クトゥルフ」の名を知ったのが他ならぬ「イクサー1」だったからなのです。
劇中では、敵組織にしてイクサー1の故郷として「クトゥルフ」の名が使われています。
たしかに出てくる異形のモンスターや世界観は、なんとなくそれに近いものを感じなくもありません。
でも、基本的には名前を拝借しただけで、作品とは無関係なんですよね。
思えば「夢次元ハンター ファンドラ」にも「ヨグ・ソトース」を思わせる名前の敵役が出てきたりして、この界隈では秘かにクトゥルフ神話がブームだったことが伺えます。

お絵描きの話に戻ります。
イクサー1と言えば、原作では猫科の獣人のように描写されていて、OVA版以降かなりそういった要素が削られたとは言え、パーツの各所にその名残が見られます。
なので、ポージングは猫科を思わせる、しなやかで動きのあるものを選んでみました。
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はい、お約束の頭身ミス〜(笑)。
もう病気だな・・・。
でもデジタルなので、さくっと修正して済ませます。
あと関係ないですが、2枚目の色塗りをしている時に「クレイモア」を思い出し、テレサやイレーネもいつか描いてみたいなあ、とか思ったり思わなかったり。

イクサー1、と言うか80年代のキャラを描く上で一番の難関であり、楽しみでもある髪の表現。
ある程度立体として破綻しないデザインで、かつ元ネタからかけ離れていないものにしたいので、ここは考えどころです。
これをやるかやらないかで絵としての深みがまるっきり変わると(ぼくは)思います。

・・・で、けっこう何度か描き直したりして、こんな解釈で落ち着きました。
あと、ライティング位置も変更しています。
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だいたい描き上がったところ。
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剣や鞘等を描き込んでいきます。
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照明効果やドロップシャドウを加筆して完成。
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例によって大きいサイズはpixivでご覧頂けますので、宜しければどうぞ!
 

10:04 | works | comments(0) | trackbacks(0)
【擬人化】ビラーゴ250描いてみた。

9月のお絵描き2回目は、お友達のつじこちゃんのヤマハ ビラーゴ250(の擬人化)です!
黒のボディにベージュのパーツがオシャレな1台。
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つじこちゃんご自身が描かれたビラーゴ姉さんが、めっちゃセンス良くてしかも上手かったので、お願いして描かせて頂くことになりました。
実車の特徴捉えつつ、セクシーでかっこいい元絵。
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設定画。
これを見るとタンク位置やエンジン位置、マフラーの出し方等、ぼくのバイク擬人化のフォーマットに沿って描かれているので、自分の絵に落とし込むのは難しくなさそうです。
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俯瞰で描くことにしました。
パースがかかると急に難しくなりますね。
ポーズはシルエットがアメリカン特有のそれになるよう、意識したものになります。
この時点で髪、エンジン部分は分けて描きます。
最近は作業効率UPのため、このやり方でやってます。
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ひたすら塗る!
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下塗り→塗りつぶし後。
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ここまでほぼほぼ問題もなく進めてきましたが、腰部のパーツ位置の解釈が難しいので、自分の解釈で構成を見直しました。
デザイン画どおりに描くと、どうしてもウインカー、サドルバッグ、そしてサスペンションのいずれかに矛盾が生じます。
そこで、謎フレーム(笑)を追加してそれぞれの位置を調整することに。

まずはサドルバッグ位置。
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謎フレームにウインカーとサスペンション。
これでウインカーをサドルバッグの上方に位置させつつ、サスペンションをいずれとも干渉させずに(水平位置から見て)ウインカーの付け根付近に配置することが出来ました。
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それと構図としての面白みにやや欠けると思ったので、サイレンサーの伸ばし方も少し変更しました。
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ついでにエンジン部分も完成させておきます。
思った以上に隠れてしまいましたが・・・。
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本体→本体+サドルバッグ
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+ウインカー、サスペンション→+エンジン
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背景をちゃちゃっと作り、ドロップシャドウとハイライトを新たに描き込んで完成です。
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つじこちゃんのデザインが秀逸なこともあって、ビラーゴらしい落ち着いた大人のお姉さんに仕上がりました♪
今度はつじこちゃんがうちのR1姉さんを描いてくれるとかくれないとか。
うおー、楽しみにしております!
 

16:15 | works | comments(0) | trackbacks(0)
【オーバーロード】パーフェクトウォリアーを描いてみる。

この夏は悪天候の割合が多く、下手をすれば台風と猛暑がその殆どを占めていたのではないか?と思える内容でしたね。
そのせいで夏嫌いを更に拗らせたぼくは引きこもり、お絵かきに没しておりました。
今回は、そんなこの夏に描いたうちの1枚目の紹介です。

■パーフェクト・ウォリアーとはなんぞや?
オーバーロードに登場する言葉ですが、パーフェクト・ウォリアーというキャラクターは存在しません。
簡単に説明すると、パーフェクト・ウォリアーとは魔法詠唱者(マジックキャスター)を戦士化する魔法のこと。
この魔法を使うことで、本来マジックキャスターが装備することの出来ない武器や鎧を装備することが可能になります。
その中でも今回は、第1期シャルティア戦でアインズ様が至高の41人が一人、たっち・みーさんの鎧を纏った姿を便宜上、そう呼ぶことにしています。

たっち・みーさん
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ワールドチャンピオンしか装備することの許されない白い鎧「コンプライアンス・ウィズ・ロー」。
最初、たっち・みーさんを描くかパーフェクト・ウォリアーを描くかで迷いましたが、ツイッターのアンケート結果によりパーフェクト・ウォリアーに決定。
しかしそのまま描いたのでは、頭を骸骨にすげ替えただけの違いになってしまうので、劇中で課金アイテムを使って次々と武器を変えていく姿を再現することにしました。
もちろん動画ではありませんから、変えていくというよりは全て一同に纏うことにします。
乱暴?
いえいえ、ごちゃごちゃした感じがかえって重厚な雰囲気を出してくれそうですよ?(たぶん

うーん、実際に描いてみたらパーフェクト・ウォリアーってゆーかパーフェクト・ガンダm
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女教師怒りの鉄拳とアースリカバー以外の装備は外して(別レイヤーにして)彩色。
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コンプライアンス・ウィズ・ローはアニメよりもより実際の鎧らしく解釈&アレンジ。
あと省略された(であろう)ディティールやなんかも勝手に追加。
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本体がだいたい塗り上がったところ。
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やまいこさんの女教師怒りの鉄拳。
アニメではご覧のようにメカっぽい・・・と言うかコミカルな感じで描かれているので、大幅にアレンジ。
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月読と天照。
ベルトと鞘を使って腰に吊るしてみました。
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建御雷八式。
こちらも鞘付きで腰に。
鞘に収まらなさそうな形状ですが、そこは無理矢理。
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血ヲ啜リ肉ヲ喰ウ。
こちらは右手に持たせました。
生物を思わせるアレンジで、より不気味な造形に。
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アースリカバーの紋章はアニメではもっと簡単な図形になっていましたが、恐らくたっち・みーさんの紋章なのだろうと勝手に判断し、紋章をそのまま使わせてもらいました。
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最後にペロロンチーノさんのゲイボウ。
もう置き場がないので(笑)鎖を使って背面に装備。
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布の類を追加して描き込み。
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全体図。
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背景を描きます。
シャルティア戦、開幕超位魔法「フォールン・ダウン」の後の舞台をイメージしてみました。
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背景に合わせて影とハイライトを描き込み、まずはパーフェクト・ウォリアー単体バージョンが完成。
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こっちは背景ありバージョン。
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おまけ。
アインズ様本体。
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血ヲ啜リ肉ヲ喰ウ以外装備バージョン。
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動きのある絵でも良かったのですが、やはりこれだけの装備全てを描くのがテーマだったので、これで良かったと思います。
わりと満足な出来です!

例によって大きいサイズはpixivでご覧頂けますので、宜しければどうぞ!



 

07:53 | works | comments(0) | trackbacks(0)
風去りし後

前回の記事にあるとおり、台風前に無事帰宅したものの、翌日の台風21号にはこっぴどくやられました。

この日は出勤。
ぼくらの仕事はツーリングから帰ってきたばかりだろうと、台風が接近していようと関係ありません。
しかし後から考えると、これが不幸中の幸いでした。
この台風21号が巨大で、かつてないほどの勢力を保ったまま東海地方にやって来るのは理解していつつも、これまで深刻な被害を受けたことがなかったため、それほど心配してはおりませんでした。

それが帰ってきてびっくり。
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瓦の一部が吹き飛び、ガレージのアクリル板をぶち抜いて、カブの真横に着弾!
危ねええええええ!!
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いつもならここにぼくのスカイラインが停まっており、もしこの日もそうだとしたらルーフ、リアガラス、もしくはトランク辺りにかけて甚大な被害を被っていたことでしょう。
この日、出勤で助かったというのはそう言うことです。

とは言え、これだけでも十分な被害です。
火災保険に加入しているので破損個所に手は付けず、そのままの状態で修理業者を呼びました。
撮ってもらった写真を見ると、改めて今回の台風の凄まじさが分かりますね。
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これまでと打って変わってこれほどの被害が出たのは、もちろんこの21号が強力だったのもありますが、それ以上に環境の変化があると思います。
実は現在、我が街は大規模な宅地整理により山は削られ、殆どの建物が取り壊され、我が家の周囲には何もないのです。
そして恐らく、近いうちに我が家も半強制的に移住を強いられることでしょう。
そう、それだけに今回の被害は痛いのです。

ま、台風の話はこれくらいにしておいて。

少し前に、弟子のあっきーのヘルプに行って参りました。
トリッカーのエンジンがかからないと言うことで、充電器を持ってあっきー宅へ(約5分)。
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まあ状況から見てバッテリー上がりは確実でしょう。
事前にトリッカーのバッテリー交換手順を調べておきました。
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まずはタンクカバーを外します。
ボルト1本で留まっているだけなので、これを外したら上方向にスライドするだけです。
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ツメはこんな感じに2か所。
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サイドカバーもボルト1本で留まっています。
クリップを折らないように外してから、後方にスライド。
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あとはカプラを抜いて、バッテリーを取り出します。
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今年の夏は猛暑と台風がその殆どを占めてしまい、バイクに乗る機会も少なかったですが、これから良い季節になるので期待したいですね。
あっきー、またよろしくね。
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あと関係ないですが、職場の主任が今年に入ってから2輪免許を取得、さっそく色々なところへ行っているようです。
先日、たまたま主任が大のゆで玉子好きと知り、近場でオススメのツーリングスポットを知りたがっていたこともあって、恵那のたまご喫茶らんらんさんを教えました。
すると翌日、タイムカードに付箋が。
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めっちゃ気に入って下さったようです(笑)。
いつかご一緒出来たら、もっと良いですね♪
 

20:52 | Diary | comments(0) | trackbacks(0)
富山の風:その8 私、気になります!後編

続き。

この「古い街並」にも氷菓ゆかりの場所はあります。
「私、気になります!」てことでいってみましょー!
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喫茶「かつて」さん。
入須先輩との密会が行われた場所ですね。
あと、入須先輩はお茶よりもピザが似合うと思うゾ。
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比較。
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ここから車道に出て次の場所へ。
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えると待ち合わせた「パイナップルサンド」のモデル、バグパイプさん。
普通にオシャレだし、普通に入ってみたくなる良い雰囲気!
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比較。
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こちらは南東のはずれにある、市政記念館。
もともとは市役所。
数ある高山の歴史的な建築物の中ですら目立つほど美しく、豪華な作りをしています。
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ここから更に東へ。
高台へと続く坂道を登っていきます。
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これまでの賑わいは息を潜め、廃屋や空き地が目立ち始めました。
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上りきると温泉街に。
ここまで来る観光客はあまりいないだろうと思っていましたが、温泉街があるならそうでもないかも?ですね
あと坂がけっこうきついので、いったんバイクを取りに行った方が良かったかもしれません。
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ここからの眺めもなかなか良いです。
高山は美しい!
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そうそう、高山は氷菓以外にも様々な作品の舞台となっています。
しかし高山市がイメージダウンを憂慮しているのでしょうか?
殆ど知られていませんが、実はあのホラー小説「リング」縁の地でもあるのです。
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ぼくは原作の「リング」が大好きで、当時かなりのショックを受けたものです。
後に世に出た映画やドラマはまったく別物、と言うかこの作品の本質が根本から擦りかわってしまっているので、まったく好きではありません。
貞子もすっかりキャラクターとして定着してしまい、あれはもう原作とは似ても似つかない別ものです。
本来、貞子とは社会と大人たちに翻弄された悲劇のヒロインであり、美しくも儚い存在としてぼくの中には存在しています。
そんな貞子とその母・志津子の超能力を実験・研究した伊熊平八郎のモデルとされる「福来友吉博士」の記念館がここにありました。
福来博士は高山出身なのです。
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ひっそりと建っている小屋はとても記念館と呼べるような感じではありません。
隣に茶屋があったので訊ねてみると、今はその資料の殆どは国府町に移管され、ここには何も残っていないとのことでした。
入り口も固く閉ざされ、その中に入ることは叶いませんでした。
無念・・・いつかまたリベンジ。
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1995年、原作にかなり忠実に作られた最初のリング、「リング完全版」の呪いのビデオ。
良い出来!


ここから高台を下りて高山市図書館煥章館へ。
洋館風の大きな建物で、ここも美しく見応えがありますね。
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氷菓では神山図書館として登場しています。
比較。
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さて、色々やり残したことは多いですが、そろそろタイムリミットのようです。
ここからは高速を使ってまっすぐ帰宅しましょう。

しかし、ここへ来て強烈な睡魔がぼくを襲い、運転もままならなくなってきました。
ひるがの高原辺りで休憩するか・・・そんなことを考えながら走っていると、独特のVツインサウンドを響かせながら追いかけてくるバイクが1台・・・いや2台。
道を譲ると、MT-01!それも2台!
MT-01はヤマハの中でもかなり好きな部類に入るバイクですが、世間にはあまり知られておらず、しかも乗っている方も少ないので、ツイッターではオーナーさんを積極的にフォローさせて頂いています。
狭い界隈なので、ひょっとしてフォロワーさんかも???と思い、追いかけました。
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幸運なことに、ひるがの高原SAで停まったので話かけてみました。
なんとお二人とも九州の方で、MT-01のオフ会の帰りなのだそうです。
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生憎ツイッターはされていないらしく、フォロワーさんではありませんでしたが、やはりと言うかなんと言うか、フォロワーさんとはしっかり繋がっておりました(笑)。
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許可を頂いたのでばっちり撮影させて頂きます。
ありがとうございました!
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清清しいひるがの高原を眺めながら、ちょっとだけ仮眠。
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こうして無事、台風が来る前に帰宅しました。
この日は約320km、聖地巡礼と日没前の帰宅を考えればけっこうなものです。
そしてやっぱり高速は出来れば使いたくない、と改めて思いました。
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おしまい。

11:54 | vehicle:YZF-R1 | comments(0) | trackbacks(0)
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