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8分の1のエスパーダ:106 シート編その3

メンテ続き。

今回は書くほどのことでもないけど、備忘録の意味で記録しときます。
こちらもエスパーダ製作以来、愛用していたモンキー用シートです。
たしかミニモトさんのシートで、定価はそこそこ高かったはずのものをオークションでお安く落としたはずです。
ご覧のとおり、表皮がバリバリに硬化して劣化、亀裂が入っているので、雨水が浸透し放題となっております。
パイピングの黄色も随分褪せちゃいましたね。
CIMG0843.JPG

それと負荷を分散させるために取り付けたフレームに乗っかっているステーですが、これもズレてきてて、気づくとサイドカバーに干渉したりしてました。
おかげでサイドカバーにも亀裂が入ってます。
CIMG1022.JPG

シート裏側はこんな感じ。思ったほど悲惨な状態ではありませんが、良い機会なのでステーも位置調整してしっかり固定し直してやりましょう。
CIMG1023.JPG

取り出しましたるはこちらのシート。
同じもののように見えますが、恐らくミニモトさんのコピーと言うか廉価版。
表皮は柔らかい素材で、色も若干薄くグレーに見えます。
これまでのカーボン調っぽいのが気に入っていたのですが、まあこれでも悪くはない・・・かな?
CIMG1024.JPG

並べてみるとその差は歴然ですね。
しかし思ったとおりサイズはまったく同じでしたので、十分流用可能です。
CIMG1025.JPG

表皮をはがした状態で比較。
汚ねえ・・・
ですが、まだまだ使えそうなのでアンコとシートベースはそのまま使います。
つまり、表皮の張替えのみ!
CIMG1026.JPG

シートベースも入れ替えなかったのは、ステーの取り付け加工が面倒臭かった、と言うのもあるにはありますが、実は今回購入したものはベースが樹脂製で、やや心許なかったのが大きいです。
ミニモトさんのは鉄製で、こんなところも作りが違うのでした。

廉価版は樹脂のシートベースにタッカーで留めてあったので、新たに穴を空けて鉄ベースに取り付け。
CIMG1028.JPG

エスパーダに取り付け。
前のが良かったけど、きれいになってまあ満足。
CIMG1449.JPG

CIMG1450.JPG

サイドカバーは時間出来たらまた補修します・・・。
それより春だ!
ツーリングだ!

良い時期がやってきましたね。
何処へ行こうか、わくわくが止まりませぬ!
 

19:51 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
【オーバーロード】ナーベラル・ガンマ×RGVガンマを描いてみる。

「ナーベラル・ガンマ、鈴菌が威を示せ!」

と言うわけで、今回はナーベことナーベラル・ガンマとスズキRGV-Γを描いていきます。
当初は「冒険者ナーベ」とモモンさんを一緒に描くつもりでしたが、ふと「ガンマ×ガンマ」という題材を思いつき、あ、これはほっといたら絶対誰かやるなあ、と危機感(?)を感じたのでやや急ぎ足でこれに取り組むことにしました。

オーバーロードでは例に漏れずのヒドイン、ナーベラル・ガンマ。
守護者というわけでもないのに出番が多いためか、人気のクールビューティーさんです。
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RGV-Γは数あるバリエーションの中からどれを選ぼうか迷うところですが、わりとまだ記憶に新しい1999年のGP500にてケニー・ロバーツJr.+青木宣篤選手が年間ランキング2位を獲得したスズキのファクトリーマシンに決めました。
(写真は模型)
14081_1.jpg

バイクから描き起こします。
意外に思われるかもしれませんが、バイクをちゃんと描くのはこれが初めてです。
おかしなことになってても、温かい目で見守ってやってください。
まあ、初めてとは言ってもらくがき程度のものはよく描いているので、まったくわけが分からない、ということはありません。
ぼくの描き方はまずホイールベースを決め、そこから車体全体を描きこんでいく感じです。
だいたいホイール間の距離はホイール1.5分のようなので、まずはそれで位置決めします。
次にFフォークのキャスター角を見てハンドルとタンクの位置等を割り出していきます。
test.jpg

あとは楽ですね。
それに沿ってカウルを書き込むだけです。
test03.jpg


ナーベをこの上から描いていきます。
せっかくなので、スズキマークを作ってもらいました♪
nabe02.jpg

ナーベとガンマを切り離し、別ファイルで作業します。
同一ファイルで作業しても良いのですが、やはりレイヤー管理が煩雑になるのでこの方が楽です。

ガンマの足周りを図形ツールで描画していきます。
ここで手抜きするとデッサンが狂いがちなので、しっかりやっておくと良いと思います。
これこそデジタルの良いところ!
test05.jpg

test06.jpg

ナーベも下塗りした後、両ファイルを合わせて全体を確認してみます。
こんなもんかな?
nabe04.jpg

確認できたところで、ガンマの塗りに入ります。
メカだからと言って、これまでの塗り方を変える気はありません。
と言うか、メカと人物の描写に違いがありすぎて、違和感を感じるイラストをよく目にします。
個人的にああいうのはあまり好きではないので、両者に温度差のないよう心がけました。
test08.jpg

ナーベも描きこみを開始します。
コスチュームは劇中でも3種類あってどれにしようか迷うところです。
結局、戦闘メイドバージョンを元にレースクイーン的なデザインで描き起こしました。
test09.jpg
この何をやらされてるのかよく分かってない感が、ナーベらしくて良いなあ、と(笑)。
test13.jpg

両者ある程度出来たところで再び合成して確認。
nabe06.jpg

最終的にナーベはこれで完成です。
下絵からの大きな変更と言えば、より上半身を乗り出すようにしたところ、膝をやや屈伸させてその分、ソールを厚底にしたところ、くらいです。
コスチュームアレンジも良い感じでないかい?
nabe08.jpg

ガンマの方は下手にバイクを知っているからか、妙な描き方をしていると自分でも思います。
この方が説得力ある気がするんだけど、普通の絵描きさんからすれば効率の悪いことこの上ないでしょうね(笑)。

・・・好きで描いてるんだから良いんだよ。
test14.jpg
最終確認。
nabe09.jpg

ガンマのカラーリングは、ナザリックファクトリーオリジナルという設定で描いています。
バイクとオーバーロード、両方知ってる方にはくすっとなるような遊びを盛り込んでみました。
test15.jpg

背景を作り、色補正も合わせて実行。
test17.jpg

完成です。
初めての試みでしたが、良い感じに仕上がったと自負しております。
nabe10.jpg

例によって大きいサイズはpixivでご覧頂けますので、宜しければどうぞ!
 

19:55 | works | comments(0) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:105 チェーン交換

メンテの続き。

次に気になる箇所、チェーンの交換に移ります。
CIMG0850.JPG

用意したのはこちら、KMCの黒×ゴールドチェーン。150L。
CIMG0859.JPG

激安な割りに評価は高いし、デザインも素敵だったので購入しました。
150Lなのは少なくともぼくが探してみたところ、それ以下のラインナップがなく、また十分低価格なためです。
これならたくさんカットしても、もったいない感がありません。
CIMG0861.JPG

クリップ式なので一度装着してからでも、着脱可能。
ちなみに、これまで使っていたRKのGP428MRUはシールチェーンで、カシメ式です。
やはりお手軽感は、ダントツでこちらに分があります。
CIMG0862.JPG

早速これまで使っていたチェーンを外していきます。
カシメ式のため、チェーンカッターを使わざるを得ません。
あ、今回交換に踏み切ったのはチェーンが伸びてきたため、チェーンアジャスターの余裕がなくなってきた
からです。
そうでなくとも既に3年半経過しており、やはり交換が妥当でしょう。
CIMG0860.JPG

せっかくなのでFスプロケットカバーを外して清掃。
うわ、めっちゃ汚い・・・。
でもスプロケの磨耗はそこまでではないのね。
CIMG0863.JPG

すっきり!
チェーンスライダーも傷んではいないようです。
CIMG0865.JPG

新しいチェーンをカットします。
将来的に、Rスプロケを48T辺りにすることを前提としていたため前回は120Lにしましたが、ここ最近色々考えた結果、Fスプロケを13Tにする方向に変更しましたので、純正と同じリンク数にしてみます。
そういうわけで今回は116Lでカット。
CIMG1018.JPG

が、これが大失敗(笑)。
116Lで無理矢理繋いでみた結果、アクスルシャフトは斜めに、ホイールは明後日の方向を向いています。
もちろんチェーンのたわみなんてありません。
全然だめじゃん!!
あと、仮にこれで組めたとしても、タイヤが各部と干渉してしまい、とにかくまあ、色々と無理でした。
改めて妥当な線を探ってみると、恐らく118L・・・かな?

この116Lにカットしたものはツイッターで募集したところ、生くんが買い取ってくれるとのこと。
助かりました・・・ありがと、生くん。

・・・そんなこんなで振り出しに戻ります。
何せ安いので、再び同じチェーンを買い直しました。
今回は失敗しないよう、まずは前回と同じ120Lでカット。
これで問題ないのは実証済み、今後伸びや不具合があればまたカットしてやれば良いだけのことです。
その辺がクリップ式の良いところですね。

方向を間違えないようにして、クリップ装着。
進行方向にクリップの頭側がくるように取り付けましょう。
※写真ではクリップの下にプレートが付いてませんが、付け忘れたことに気づく前の写真です。
この状態ではめっちゃ危険なので真似しないでね(しません)。
CIMG0866.JPG

チェーンのたるみ、タイヤとホイールのクリアランスも前回と同じで上手く収まっています。
にしてもこのチェーン、エスパーダに似合っていて良い感じですね。
とりあえずこれで暫く走ってみようと思います。
CIMG1019.JPG

つづく。

23:36 | vehicle:GS125E | comments(4) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:104 テールカウル編その6

今回はエスパーダのメンテナンスです。
前回書いたとおり、エスパーダは既に製作から5年経っており、色々と経年劣化が見られたので補修していこうと思います。
まずはささっと外装を外しました。
CIMG0845.JPG

外装はやはり、どの部位もボロくなってます。
CIMG0851.JPG

特にひどかったのがテールカウル。
これに関しては昨年からなんかぐらぐらするなあ、と気になっていたところであり、なんとかしなければと思いつつも、なかなか手をかけてあげられなかった所です。

写真はテールカウルの裏側、ステーの接続部位なのですが、見事にクラックが入ってますね。
CIMG0842.JPG

このような事態は決して予想出来なかったことではなく、むしろ懸念していたので正直、よくまあ5年ももってくれたと言うのが正直な感想です。
もともとこのテールカウルはハヤブサのシングルシートカウルであり、それを自分で加工して作ったものです。
バイク本体と連結するためにこのように鉄製のステーを延ばして取り付けていたわけですが、取り付け部位は振動によって樹脂に負荷がかかるだろうと予測しておりました。
そのため、写真のようになるべく分厚い箇所を選び、またボルト2本での連結とし、さらに負荷が分散するよう鉄板で両方向から挟み込んでの固定としたのでした。
が、それも5年と言う歳月には敵わなかったようですね。

さて、それでは補修と対策に移ります。
クラックが入った要因は単純です。
GN系エンジンによる強烈な振動ですね。ぼくの場合は頻繁に10000回転以上回す走り方をするので、これが顕著なのだと思います。
そこでまずは新たなステーの取り付け箇所として、より樹脂の分厚い箇所を選ぶことにしました。
ここを除くと、カウル本体と言うか、外側から見える箇所にボルト&ナット留めせねばならず、そうなると見た目があまりにも美しくありません。
なので、必然的にもう、ここしかないのですねえ。
CIMG0853.JPG

次にステーです。
まず材質から考えることにしました。
これまでは丈夫なものを、と言うことで鉄製のホームセンターステーを加工したものでしたが、これが裏目に出たのではないかと言うのが結論です。
確かに鉄は丈夫なのでしょうが、そもそも負荷のかかる場所ではないし、実際損壊したのはステーではなく、カウルの方です。
と言うことは、ここはむしろ柔軟な素材の方が振動を逃してくれるのではないか、と考えたわけです。
そこでアルミ板からステーを切り出すことにしました。
CIMG0854.JPG

これを黒に塗装して先ほどの箇所と連結します。
CIMG0855.JPG

横から見るとこんな感じ。
CIMG0856.JPG

これで装着してみます。
ジョイント箇所はこれまでどおり、ちゃんとドライバー1本でさくっと着脱出来る仕様です。

おk!ジャストフィット!
CIMG0858.JPG

ぐらぐらすることもなく、アルミ板の厚さを考えると予想外なくらいしっかり固定されています。
良いじゃん!
CIMG0857.JPG

まあ、実際に結果が出るのは随分後でしょうが、とりあえずはこれで行きましょう。
と言うか今のところこれ以外思いつきませんし・・・。

つづく!

23:35 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
【オーバーロード】シャルティアを描いてみる。

続き。

アルベドさんの次はシャルティア・ブラッドフォールン。
嘘くさい廓言葉を使うヴァンパイア。
人気あるのかないのか、よく分かんないキャラではありますが、ぼくはまあまあ好きかな?
ロリィタだし!
shalltear.jpg

アルベドの時と同じアングルで描きます。
改めてデッサンが狂わないよう、下書きしてからスタート。
上手い人ならそんな必要もないのでしょうが、ぼくはこれくらいやっとかないとすぐに破綻するパターンです。
test02.jpg

フォトショで塗りつぶし開始。
この次点で、傘は別レイヤーで分けておくことにしました。
それと頭のリボンはこのアングルから見ると1枚目が正しいはずなのですが、作中の描写を見ると2枚目のようになっています。
どうせ1枚絵だし、見た目を重視して作中のそれに従ってみましょう。
test03.jpg

メディバンに移し、アクリルブラシで塗ります。
今回も頻繁に回転しながら描きこんでいきます。
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ひととおり、おおまかに塗れたところ。
頭のリボンは少し大きめに変更してみました。デジタル万歳!
フリルは、改めて補助線を引いてから描きこみ。
シャルティア03.jpg

フリルをいっぱい描けて幸せでありんすねえ。
test05.jpg

ようやく終盤、髪を塗ります。
それにしてもこのボンネット、どうなってんでしょうかね?
突き抜けて後ろにお団子があるんですけど、これはいったい・・・
穴が空いてるのかな?それともそういうスキr
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最後に、フォトショで傘の位置を確定します・・・やっぱり若干ズレてましたね。
別レイヤーで作っておいて良かった(笑)。
デジタル万歳!
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色調補正。
より暗い色合いに、そして肌はヴァンパイアらしく青白い感じに。
シャルティア05.jpg

完成です。
アルベドと対になるようにしました。
シャルティア07.jpg

おまけ。
タイトルは「正妻戦争」で(笑)。
2人.jpg

つづくよ。

08:39 | works | comments(0) | trackbacks(0)
【オーバーロード】セバスとアルベドを描いてみる。

今回は「オーバーロード」より、セバスを描いていきます。

オーバーロードの中から誰か描きたいなー、と思っていたのでツイッターにてアンケートしたところ、セバスが1位となりました。
皆さん分かっていらっしゃる!
まあ、ちょうどアンケートを取ったのが、セバス回放映時だったからかもしれませんが。
3b1a9ea7.jpg

ナザリックの中で唯一の善人、しかも超強い!
戦う爺さん、かっこ良すぎです。

まずはラフから。
戦う前の落ち着いた風貌の中に宿る闘志、みたいな瞬間を描いてみることにしました。
右手は途中でアングルを変更。
これだけ見るとなんかジョセフ(第3部)みたい(笑)。
セバス01.jpg

塗り潰し。
ここまでフォトショでの作業。
セバス03.jpg

メディバンにタッチして塗っていきます。
今回は少し作風を変えて、ブラシ=「アクリル」で塗っています。
セバス05.jpg

フォトショで微調整して完成!
モチーフと塗り方が絶妙にマッチして、良い感じに仕上がりました!
セバス08.jpg

次点、アルベドさんです。
よく顔面崩壊する「ヒドイン」ですが、ぼくはオーバーロードの中では一番好きですねえ。
67326f01.jpg

けっこうパースの効いたアングルからなので、ぼくの中では丁寧にデッサンした方です。
アルベド01.jpg

今回初めて(偶然)気づいたのですが、メディバンはテンキー1つで作業画面を回転/反転させることが出来るようです。
(取説くらい読もうな!)
ファイルそのものは変更されないので、気楽にポンポンと押せます。
これは良い!
​さすが、イラスト製作用のソフトだけあります。

右上のナビゲーターがファイルのプレビュー。
作業画面が横向きになっていても変更されていないのがお判りになるかと思います。
0102.jpg

アングルがアングルなので、こういった機能はとても重宝しますね。
回して描いてはまた回して確認、という作業を繰り返して作成します。
アルベド03.jpg

メディバン→フォトショ。
アルベド05.jpg

完成。
アルベド07.jpg

・・・なんだけど、やっぱり自分が右利きだからでしょうか?
右からのアングルの方が落ち着いて見えるので、こっち向きのバージョンも作ってみました。
あと、背景が黒だとキャラが飲まれてしまっている気もしたので、そこも変更。
アルベド09.jpg

つづくよ。

21:22 | works | comments(0) | trackbacks(0)
メルトリリスを描いてみる。

今回は絵の依頼を受けましたので、お題に従って描いていきます。
FGOのアルターエロ、もといアルターエゴ=メルトリリスちゃんです!

いやね、ぼくも最初見た時はドン引きしたもんですよ、このデザイン。
下は前張りだけって、おい。
よく審査通ったよね・・・。
M1.jpg

しかも依頼内容がえっちぃ奴なので、ここではとても全部はお見せできません。
一応、1枚目とそれ以降の一部は公開出来るかな?という判断です。
そのへん宜しく。
では・・・「行くわよ行くわよ行くわよー!」

まずはいつもどおりラフから。
実は依頼内容がけっこう具体的で、アングルや表情まで指定されていたので、それに従っていきます。
一般向けの絵ならさくさく行くのですが、エロ絵となると特にパースやデッサン以上にデフォルメが重要になってきます。
いつも以上に絶妙なリアルと虚構の両立、妥協点を探さなければなりません。
このさじ加減が難しく、ぼくは割と苦手です。
こんな塩梅でしょうか・・・?
メルトリリス01.jpg

フォトショで塗りつぶし。
メルトリリス03.jpg

メディバンで書き込み開始。
最近はもう、完全にこの流れで固定されてきました。
test02.jpg

メルトリリス05.jpg

再びフォトショに戻って色補正と背景追加。
これで1枚目が完成です。
メルトリリス07.jpg

次に1枚目をベースに、差分の2枚を描き起こします。
ここからは完全に18禁なので、表情のみ公開しておきますね。
メルトリリス顔2.jpg

しかし目の中にハートって、いったい誰が考えたんでしょうね。
これやるだけで、それっぽくなるからすごいです。
天才かよ!!
メルトリリス顔1.jpg

全部見たい大人の方はpixivでどうそ。
ちなみにうpしてから24時間でこの数字。
は?
強すぎだろwww
pix.jpg

本来ならばこれで終わりのはずでしたが、あれだけドン引きしたデザインのはずが描き始めてみるととても楽しかったので、エロ抜き+自分の構図でもう1枚新たに描いてみたくなりました。
ほっとくと気が変わりそうなので、即取り掛かってみます。

ラフ。
これだけ奇抜なコスチュームならば、落ち着いた構図の方が却って良いだろうと言う判断で、こんな感じになりました。
可愛らしさの方を推していく形です。
test2_02.jpg

塗りつぶし。
test2_04.jpg

書き込み開始。
test2_05.jpg

最終調整はやっぱりフォトショで。
test2_07.jpg

コスチュームは微妙にアレンジを加えてみましたが、いかがでしょうか?
test2_06.jpg

これで完成です!
縦トリミングバージョン。
メルトリリス2_2_3.jpg

全体バージョン。
メルトリリス2_2.jpg

こちらも大きいサイズはpixivでご覧頂けますので、良かったらどうそ。
と、まあ色々勉強になった今回の依頼でした。
エロもたまには良いですね。
それとメルトリリスちゃんかわいい(どうした)。

現場からは以上です!

10:37 | works | comments(0) | trackbacks(0)
ワダツミの木

3月9日、10年前のこの日、一人の作曲家が息を引き取りました。
上田現さん。
30年前、ぼくの青春時代の音楽はこの人なくしては語れないほど、ぼくに影響を与えた方でした。
レピッシュというバンドは、当時ではまだ珍しいスカを全面に押し出していて、ぼくが後にパンク好きになる土台を作ったバンドだと思います。



その楽曲の中でも、たまに見せるレゲエを源流に汲むものは、特に独創的で深く心に刻まれたのです。
ちなみにぼくはレゲエはあまり好きではないのですが、こうしたロックと融合することによって、それとまったく異なる印象を受けます。
例えばStingのEnglishman In New York然り、Stab 4 Reasonの楽曲然り。

話は逸れましたが、そんな上田現さんの作る楽曲を引っさげて活躍したレピッシュのことも、時を経るにつれて殆ど忘れてしまっていたのでありますが、ある日衝撃的な楽曲を耳にしてフラッシュバックのように脳裏に蘇ります。
それが元ちとせさんの唄う「ワダツミの木」だったわけです。
元ちとせさんの歌声と世界観が独特で強烈なので分かり難いですが、これは明らかに上田現さんの楽曲です。
そののち、上田現さんは肺がんで亡くなり、さらにそののち、レピッシュのボーカル=MAGUMIさんがこの楽曲を唄うことになります。



泣きそうになりました。
現さんはきっとMAGUMIが唄うことを前提に作ったに違いありません。
だって、これはどう聴いたってレピッシュの楽曲だったのですから。
現さん、どうか安らかに。
そしてMAGUMIさん、唄ってくれてありがとう。

21:16 | Diary | comments(0) | trackbacks(0)
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