GN125Hを擬人化してみました!
ツイッターにてアイデアを募ってみたところ、主に2つの意見に絞られたため、アンケートを取ってみました。
そんなわけで「小柄でグラマラスな中国娘」に決定。
ぼくの擬人化に対してのスタンスは(その車種をよく知っている人なら)一見してその車種の擬人化である、と判るということです。
例えばありがちな「女の子に車種名、ロゴを貼ったたけ」のようなデザインにはまったく否定的です。
擬人化と言うのであれば、ちゃんとその車種を彷彿させるパーツやシルエットを盛り込むべきだと思うのです。
今回は中国娘なので、チャイナドレスをベースに、GNの特徴的な意匠を噛み砕いて取り入れていきます。
線画完成。
最近はなんだか、線画を真面目にやる気がどんどんなくなってきていて、困り者です。
ぼくの今のやり方だと主線はどうせ塗り潰してしまうので、正直、デッサンさえ破綻してなければ良い、くらいの雑さです。
ただアイデアはこの時点で随分盛り込めました。
特徴的なタンクとそのライン、サイドカバー+ツールボックス、巨大なウインカー、ミラー、アップハンドル、エンジン+マフラー、フォークブーツ、ステムカバーとリフレクター、シート、リアサスペンション・・・
個人的に、これ以上取り込むとうるさくなる、と言うぎりぎりのラインだと思います。
スキャンした線画に、パーツごとに塗り分けたレイヤーを製作します。
この時点ではかなり適当です。
配色はいくらでも変更が効くので、とにかく塗り分けだけに専念しました。
と言うように適当に塗りわけたレイヤーでしたが、なんとなくこのままで十分よさげです。
微妙なレベルの調整だけ行い、ブラシで簡単に影を付けていきます。
「透明部分の保護」にチェックを入れておけば、楽々。
ここでレイヤーを統合し、ガンガン塗り潰していきます。
以下、色々書いてはいますがやってることは「塗り潰し」のみです。
さて、最初はやっぱり一番気になるお顔から。
ここで納得出来る雰囲気にならなければ、以降進む気にもなりませんので・・・。
全体の塗り潰しが終わったところ。
実にのっぺりしております(笑)。
立体+光源、質感を意識しながら描き込みます。
ここで重大なことに気づきました!
テーマは「小柄でグラマラスな中国娘」だったはずなのに、グラマラスなことだけに気が行ってしまっていて、「小柄」であることを失念していたのです。
しかし、「小柄」など比較対象がなければ表現のしようがありません。
そこで、単純に頭身を低くすることで、幼さを押し出すことにしました。
修正!
ロリ巨乳万歳!
いやー、デジタルって良いですねwww
塗り方と言い、修正の楽さと言い、適当なぼくにはぴったりのツールです。
これでベースを完成とし、「GNらしさ」を主張出来る意匠を凝らしていきます。
一番はまずタンクとサイドカバーのラインでしょう。
実物を参考に青ライン+白ラインを別レイヤーで描き込み、馴染ませて結合します。
それと色塗り中もデッサンが狂っていないか、時折画像を左右反転して確認しているのですが、なんとなく反転した方が可愛く見えたので、こちら向きにしてみました。
エンブレムやらロゴやら描き込みます。
スカートにあの特徴的なシート表面を描き込むことが出来たのが、地味に達成感ありました(笑)。
メイクします。
これやるだけで、随分表情が活き活きしてくるので、侮れません。
塗り方は今時のアニメを参考。
ガウス→透明度調整。
ハイライト描き込み。
太腿も!
別レイヤーで影を描き込み。
適当な色で適当に。
乗算で透明度調整+色調補正。
同じ要領でドロップシャドウ描き込み。
調整。
こちらも別レイヤーでハイライト追加。
ガウス→スクリーン
最後の最後に全体の明るさ+コントラストを調整、ロゴを入れて完成です!
おしまい。
※完成してからホシノルリに似てるなあ、って思いましたが遅すぎィ!!