続き。
狭い農道から知多を代表する幹線道路、国道247号に出て南へ。
少し遅いお昼は、何年かぶりの灯台らーめん!
初めて食べて以来、もう一度食べてみたくて来ました。
濃厚な海鮮出汁が美味しい灯台らーめん。
でも記憶にあった以上に量が多くて、やっつけるのに苦戦しました。
そして、このまま247号で次の目的地まで行く予定でしたが・・・
時間を確認すると、そのルートでは間に合わないことが判明。
何が何でも14時45分にその場所にいなければダメなのです。
そんなわけで、247号でぐるっと周るルートは捨てて、再び半島を東へ横断。
そう言えばようやく知多らしい景色に出くわしましたね(笑)。
海!
今回は魚太郎もぽんカフェもスルーして、なんとか間に合いました!
14時45分、師崎は聖崎公園到着です。
公園に併設された神社?
小さな仏像が皆、海を向いています。
その視線の先にあるのがこちら、海上に建てられた上陸大使像。
かつて空海が実際に三河からこの場所に上陸されたとされ、その記念として建てられました。
こんな場所が知多にあったんですねー!
ぼくがこの時間に訪れたのは、日に2回ある大潮の時刻を狙ってのことです。
日に2回あると書きましたが、もう1回は真夜中にあたるので、この光景を見ることが出来るのは事実上この時間のみとなります。
初めて見る者としてはこの光景だけでも十分素晴らしいです。
しかし然るべき時期に訪れば、歩いて渡れるほど潮が引き、その光景はまるで日本ではないかのように見応えがあるのだそうです。
たぶん、春先あたりが狙い目だと思うので、またその頃にリベンジしようと思います。
最後は大使像より前に行く予定だった内海方面へ。
なので、再び農道を使って半島を西側へ。
知多はこういった農道が多く、しかも意味なく名前が付いてたりします。
ここは「つくだ煮街道」。
他にもふるさと街道や水仙街道なんてのもありますが、いずれも至って普通の農道です(笑)。
細い海沿いの道に出ると、ありました!
浜辺に突如立つ鳥居。
ここが「つぶて浦」と呼ばれる場所です。
巨岩がごろごろと転がっており、伝承によれば伊勢から神々が石を投げて競った際、投げた石が落ちた場所がここだと言われています。
しかも、この場所は伊勢と同じ地質であるようで、鳥居は伊勢神宮に向かって立っているのだそうです。
そう言われると急に有難くて神秘的な場所に思えてくるから不思議です。
やや傾きかけた太陽を見ながら、暫くここで黄昏れてみました。
150kmほどのプチツーでしたが、なかなかに楽しめた1日でした。
さて、夜勤行くぞ、っと。
お疲れ様でしたー☆