1ヶ月以上前〜右手があまり動かなかった時〜の話ですが、ろくにバイクもいじれないので、その時出来そうな作業をちょこっとやっていました。
どうやら何か作っていないとダメな体質みたいです。
今年の始め頃に作ってしまったタンクの凹み、これを板金作業なしでなんとか誤魔化したいと思います。
使うのはこちらです。
カーボン柄のタンクパッドでございます。
これを適当な大きさにカットし、上から貼るだけ。
何かをイメージして作ったというわけでもなく、また実際に何か機能するものでもありません(笑)。
反対側も一応。
このアイデア自体は事故直後からあったのですが、この形が思い浮かばず後回しにしていました。
と言うのも、例えばタンクの形に沿ったデザインにすると、意外にもこれがしっくりこない。
円形にするとそこだけ目立つ。
とにかく実際にやってみると分かると思いますが、収まりが悪いのです。
そこでタンクのデザインとはかけ離れたどのライン、面とも共通点のない形にしてみたところ、このように馴染んだものになりました。
不思議ですね。
それと少し前に交換した社外のタンクキャップ、これがややすわりが悪く、はめても微妙にぐらつくので、シリンダーを移植出来ないかと分解してみました。
左が社外品、右がGN125H純正品です。
なるほど、パッキンの構造も違いますが、キャップの形状も違います。
分解してみると、社外品が3点で構成されているのに対し、純正品は5点となっています。
シリンダーは外せないことが判明したので、せめてパッキンだけでも交換出来ないかと思ったのですが、キャップ裏側の形状が違うため、そろも叶いませんでした。
追記:カチャさんの情報によると、ちゃんと外せるようです。カチャさんの記事はコチラ。
さて。
今回の本題はここからです。
取り出しましたるは、GN125H純正ガソリンタンクでござい。
GN購入当初よりのもので、屋外放置しておりました(笑)。
凹みや傷もあり、補修しないとみっともなくて使えません。
今回、これを直してオールペンしたいと思います。
放置しておくのももったいないし、着せ替え感覚で別の色のタンクを楽しんでみよう、というのがコンセプトです。
では早速、塗装を剥がしていきたいと思います。
塗装剥離剤をブシューっと!
期せずしてボロボロと塗膜が剥がれてきます。
このタンクの塗装はGN購入時に業者さんにお願いしてやってもらったもので、こうして剥がしてみるとかなり塗膜が厚く、しっかりやってある印象です。
どうしても剥がれない箇所はパテ埋めされた部分でした。
パテに塗装が馴染んでしまっていてるので、この部分は無理しないことに。
それとパテ埋めされているのは、エンブレムの部分のみかと思っていたのですが、他にも細かいところでスムージングの痕跡があり、そう言えば店頭に並んでいる状態で、既にいくつか凹んでいるところがあって、それも含めて補修をお願いしたんだったと思い出したのでした。
最終的に180番のペーパーがけで剥離完了。
サーフェーサーを吹きます。
え?もうサフ?と思われるでしょう。
ぼくもそう思います(笑)。
でもぼくの場合、これが一番手っ取り早く現状を把握出来る方法だと思っているので、いつもこの手法を取っています。
と言うのも、この段階でサフを吹くことによって、目視出来なかった凹みや傷が浮き出て、表面の状態が一目瞭然になるからです。
ね?分かりやすいでしょ?
これで状態が把握出来たので、表面をポリパテで修正していきます。
まずは最初のポリパテを盛り、削りましょう。
もう1回サフ。
サフは薄く吹くだけで十分です。
パテ2回目。
今まで99工房のものを使っていましたが、たまには別のものを、と今回ホルツのポリパテを使ってみました。
99工房がややどろっとしているのに対して、ホルツは粘度が高いですね。
垂れてこないので、大きな穴を埋めたりするのに良いと思います。
つづくよ。