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京北を往く。天橋立編【水平線上る太陽の中突き抜けたい】

続き。

舞鶴から海岸線を少し走って着きました。
ここは超有名どころでしょう!
天橋立!
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日本三景の一つで、宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる砂州です。
そんな有名な天橋立ですが、やはりまだ訪れたことがなかったので、この機会にじっくり楽しむことにしました。

天橋立は観る角度によって様々な名前が付いていますが、一番有名なのはここ天橋立ビューランドで観ることの出来る「飛龍観」でしょう。
職員の方に往きはモノレール、帰りはリフトとお勧めされたのでそれに従ってみます。
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ちょっと気まずいかな?と思いつつも一番前のモノレールが一番景観が良いとのことなので、お嬢さん方が二人いらっしゃいましたが、同乗させて頂きました。
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この高さまで上がると全体が判りますね!
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と言うわけでビューランド頂上に着きました。
しかし・・・えーっと、なんだ、もう少し客層を考えた内容にした方が良いと思うの。
来るのは大人ばかりだと思うんですけど・・・。
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ビューランド頂上からの景観。
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おー!これは素晴らしいです!
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実は日本三景と言えどそれほど期待していたわけではないのですが、これはやっぱり一度ご覧頂いた方が良いと思います。
まさに天かける龍!飛龍観です。
このような砂州が形成された経緯は未だに諸説あり、完全に究明されたわけではありません。
それでも自然が作ったことだけは確かであり、そこに畏敬とロマンを感じますね。

お勧めどおり、帰りはリフトで。
なるほど、往きは後ろ向きで見えるモノレール、帰りは進行方向に見えるリフトということですね。
理解しました。
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では実際に天橋立に行ってみましょう。
自然が作った不思議な「橋」がどんなふうになっているのか、わくわくしちゃいます。
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天橋立入り口前にある智恩寺。
旧くからある知恵の神様を祭っています。
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同じく入り口前、貸しボート屋さんの様子。
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天橋立は実は完全な陸続きというわけはなく、この橋を渡る必要があります。
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そこから先はひたすらに松原が続きます。
これらの松も人工的に植樹されたものではなく、自然発生したものだと言うのですから驚きです。
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天橋立の中、唯一のお食事処、はしだて茶屋さん。
ここの大あさりが美味しいということで、お昼にはちょっと早いですが訪れてみました。
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・・・が!!
なんと定休日。
ショックです。

引き返して適当なところで海鮮丼を頼みました。
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しかしこの選択がこの旅に終止符を打つことになろうとは、この時点では思いもせぬことなのでした・・・。

このお店から見ることの出来る、例の天橋立に続く橋「廻旋橋」。
普段はこのように普通の橋ですが・・・
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このように貨物船が近づいてくると・・・
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モーターで90℃向きを変えることができます!
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さて、お腹もいっぱいになったことだし、次の目的地まで走りましょうか。
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つづく。

18:07 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(4) | trackbacks(0)
京北を往く。舞鶴編【赤茶けた倉庫の高い壁に】

続き。

舞鶴に立ち寄った理由のひとつはこちらです。
舞鶴赤れんがパーク!
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明治から大正にかけて、旧日本海軍が建築した赤煉瓦倉庫群です。
この場所には全部で12棟あります。
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ここまでの形で現存しているものは大変貴重なようで、当然、国の重要文化財および近代化産業遺産に指定されています。
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しかもただ保存しているだけではなく、現在でもイベントホールや海上自衛隊の倉庫に使われたりと、現役なのがまたすごいです。
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加えて、ロケにも頻繁に使われています。
ぼくもコスでロケしたいです、ええ。
本来ならここでゆっくりしていきたいところですが、やはり早朝なので営業前ということで、早々に後にすることにしました。
今回はこのノスタルジックな光景を見られただけでも、よしとします。
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関係ないですが、ちょうどV35が停まっていたので、勝手にツーショットしちゃいました。
オーナーさま、すいません。
テールランプ等は同じで、トランクリッドの持ち手部分がないとこを見ると、中期型ってやつでしょうか?
うちのGT-8は前期型ですが、こうして並べるとカスタムの(視覚的)効果が手に取るように分かりますね。
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え?フロント?
ご覧のとおり、全然変わってませんよ(笑)。
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次に、ここから少し行った場所にある海上自衛隊舞鶴基地へ。
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基地のフェンスの向こうに揺れる
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残念ながら平日は一般用に開放されているわけではないので、フェンス越しに見るのが精一杯でした。
それでもこれだけ間近で自衛隊艦を見るのは初めてだったので、意外と満足しちゃったり。
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演習中の自衛官の皆様。
お疲れ様です(`・ω・´)ゞ 
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あ、ぼくはこっち方面は全然詳しくないのですが、こうして生で見るのは単純に刺激的で楽しいものです。
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再び由良川下流に出ました。
そして由良川をそのまま辿り、更に北へ。
遠くに見えるのは京都丹後鉄道宮舞線。
ここもピックアップして見に行っても面白いかも。
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酷道178号、海岸に出ます。
段々と越前海岸を彷彿させる景観になってまいりました。
西側と言えど、やっぱり日本海ですねえ。
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こんなところに溝落としでアグレッシブな車両発見。
(いやアウト側だし)
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いよいよ次の目的地です♪
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つづく。

21:33 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(0) | trackbacks(0)
京北を往く。名田庄編【全てが消え去るまで風を切る突っ走る】

続き。

名残惜しいですが、美山を後にします。
今度訪れるのはいつになるのかなー?
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来た時は真っ暗で分かりませんでしたが、こんな道だったんですね。
途中にある道の駅、美山ふれあい広場に立ち寄ってみます。
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ま、もちろんまだ営業してないんですけどねー・・・
牛乳ソフトやジェラート、食べたかったなあ。
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気を取り直して北へ。
道沿いにも茅葺家屋はありました!
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集落からはだいぶ離れていますが、こういった家屋も重要文化財の指定を受けてるんでしょうか・・・?
とても素敵なので、是非とも保存してほしいところ。
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気持ちの良いワインディングを駆け抜け、京都から福井に突入!
ここでも茅葺家屋が見えたので、立ち寄ってみることにします。



道の駅 名田庄。
応仁の乱の戦火を避けてきた安倍晴明を祖とする、安倍家が住み着いたとされる土地です。
安倍家はここで陰陽道や暦を広めていったそうです。
そのため道の駅の他、暦会館が建てられています。
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気になるのはこちらの茅葺家屋。
外から見てもちゃんと人が住めるようになっているのが分かります。
しかし現地ではこの家屋がいったいどういったものなのか、一切分かりませんでした。
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他にもキャンプ場というかバーベキュー施設もあり、ここが普段から活気のある場所であることが伺えます。
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昨日から峠ばかり走ってきたおかげで、かなり消耗したタイヤ。
オレ、これを使い切ったら新しいホイール買うんだ・・・
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それにしても福井はぼく好みの良い道が多いですね。
とても走りやすいです。
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高浜に出た後は西へ。
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おーっ!ついに海に出たー!!
山道が続いていたので、なんだか不思議な達成感!(笑)
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そして再び京都府、舞鶴に入りました。
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舞鶴湾の様子。
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つづく。

08:05 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(6) | trackbacks(0)
京北を往く。美山編2【吹き飛ばせその空しさってやつを】

続き。

今回は美山の茅葺家屋を中心にその風景写真をご覧くださいませ。

ちなみにこの美山、正しくはかやぶきの里・北村と言うらしく、有限会社かやぶきの里が運営しています。
この美しい景観と実際の生活を両立させるために、住民自らが立ち上げました。
住民たちの情熱と逞しさが垣間見えますね。
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新しく葺かれたばかりの茅葺家屋。
苔むした茅葺も良いけど、こういうのも良いね!
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集落の至るところに見られる放水銃。
この中から放水銃が現われ、消火活動が迅速に出来るようになっています。
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茅葺家屋は火災に極めて弱いためこれらが設置されているのですが、放水銃から一斉に放水される様は、パフォーマンスとしても素晴らしいものです。
今回ぼくは、見られるような時間帯でなかったので諦めましたが、次に機会があれば是非見てみたいですね。
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本当に狐様がいそうなお稲荷さん。
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美山の茅葺で特徴的なのは神社の千木、鰹木のような飾り(?)。
これのおかげで随分と他と雰囲気が違うのが分かると思います。
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江戸中期〜後期に建てられたものばかりらしいです。
本当によくぞ残っていてくれました。
この奇跡、住民の努力に惜しみない感謝を!
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いやあ、とっても良いですね、ここ。
雛見沢ほど広くはないものの、丸一日滞在してみたくなりました。

とは言え、今回は先を急がねばなりません。
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GT-8を更に北へ向けます。

つづく。

13:04 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(2) | trackbacks(0)
京北を往く。美山編1【打ち砕け日常ってやつを】

続き。

道の駅で車中泊し、かなり早い時間に覚醒。
夜勤明けからの激しい酷道走行で、さぞかしぐっすり眠れることだろうと思っていたのですが、全然そんなことなかったですね。
夜明け前の162号をまっすぐ走って、目的地を目指します。
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途中でけっこう速いクルマに追いつき、そのまま後をつけました。
よく観察していると、ストレートでは速いけどコーナーではブレーキ踏みっぱなしだし、そんなに速い感じじゃない。
地元のクルマかな?
上手くないけどコースを知っているだけにそこそこ速いクルマでした。
信号で並ぶと・・・あ、ミニバンか。
なんとなく納得(笑)。



そして茅葺の里、美山に到着!

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以前からとても来てみたかった場所でした。
雛見沢と並んで有名な茅葺集落の残っている場所で、合掌造りではないものの、その風景には心躍らされておりました。
明るくなるまで待って、いざ散策開始!

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雛見沢に庄川があるように、この美山にも由良川が流れています。
この由良川の西側に茅葺家屋は集中しています。

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平日で、まだ日が昇って間もないと言うのに、どこからか撮影機材を持った方々が集まってきました。
それだけ人気の観光スポットということなのでしょう。
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集落の様子。
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いよいよ探索開始です!
初めて見る美山にどっきどきです☆
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斜面に建てられた茅葺集落で、その印象は雛見沢とはかなり異なります。
どちらかと言うと、五箇山に近いような気もしますが、周辺の山々の穏やかさから、それともまた違う感じです。
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まずは現代日本にこんな場所が残っていることに乾杯!
じっくり見て回るぞ、っと。
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つづく。

21:57 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(2) | trackbacks(0)
京北を往く。百井峠編【仕事終わりのベルに囚われの】

唐突ですが、ぼくはこのブログ含めてネット上で、仕事やら何やらの愚痴は書かないようにしています。
こんなところでそんなものを書いても誰も面白くないどころか、ぼくにとっても良いことなど一つもないからです。
それを承知の上で、一つだけ言わせて頂きたいのです。

やってられねえ。

今日はそんな鬱憤が溜まりに溜まって、どうしても旅に出たくなった日のことを綴ります。
この日は夜勤明けでその後連休、つまりお昼に帰宅してそのまま出発すれば2泊2日と半、自分の時間が作れます。
しかし神は無情なもので、この3日間の降水確率はいずれも40〜60%、本来ならばバイクで出かけたかったところを仕方なく、スカイラインGT-8で出発することになりました。
そこまでしてでも旅に出たかったのです。

 

「旅に出ます」書き置き机の上
いつもの相棒とポケットに少しの小銭


行き先は京都の北の方。
その周辺に行ってみたい場所がたくさん出来たので、この際全部回ってみようと思ったのでした。

午後の伊勢湾岸自動車道、長島付近。
今にも雨が降り出しそうな空です。
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これまで散々、その前を通過してきたにも関わらず、立ち寄る機会のなかったパティスリーカフェこんま亭。
GTさんお勧めのお店だけあって、かなり評判も良いです。
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店内のショーケースにはまばゆいばかりのスイーツの数々!
しかしぼくの狙いはこれらではありません。
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いなべのキャベツー!!
超でっかいシュークリームなのです!
右下の普通サイズのシュー太郎と比べてもその大きさは一目瞭然。
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早速、いなべのキャベツとシュー太郎をそれぞれ1個ずつ買って、再び走り出します。
あ、やっぱり雨降ってきた・・・。
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夕暮れ時に辿り着いたのは馴染みの道の駅 奥永源寺渓流の里。
もちろん営業しているはずもありません。
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ここで休憩がてらGT-8を停め、先程買ったいなべのキャベツを一人で食べます。
念のため書いておくと、いなべのキャベツは一人で食べるようなものではありません。
みんなでその美味しさを讃えつつ、分け合うのが本来の食べ方です。
しかし今のぼくの気分は自由惑星同盟、かのダスティ・アッテンボローも言っているではないですか。

それがどうした!

いやあ、カリッとした皮も濃厚なクリームも美味!
噂に違わぬ逸品でしたよ。
余裕で完食。

そしてこれまで何度なく走った湖際のワインディングを走り出します。
エスパーダの時とはスピードレンジも違うため、まったく別の道を走っているような気分ですね。
そもそもエスパーダでも、全開走行したことはなかった気もします。
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琵琶湖方面へ。
この辺りまで来ると、ひたすらまっすぐな道が多いですね。
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生ける廃墟として有名になったピエリ守山。
一度来てみたかった!
・・・って、あれ?全然普通のショッピングセンターじゃん!?
けっこう人も入ってるよ?
有名になってからと言うものの、再び集客出来るようになったんでしょうか?
なんだか皮肉な話ですね。
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そのまままっすぐ、こちらも一度通ってみたかった琵琶湖大橋!(有料)
有料、と言いつつも普通車で150円でした。安っ!
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いざ走ってみると・・・
んー、夜ってこともあるかもだけど、普通の橋ですね。
大きいけど、ただそれだけって感じかな。
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さて、ここから今夜の野営場所を探さなければなりません。
適当に車内泊するつもりなので、適当な道の駅で良いのですが、出来れば人通りの少ない山中とかが良いわけです。
そんなわけで、道の駅 ウッディ京北を目指すことにします。
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地図上で見てみると、ウッディ京北まで続く良い道があります。
国道477号・・・あれ?
これ、鈴鹿スカイラインの延長ってことだよね?
なんだか面白そう、ってことで安易にこのルートに決定。
ええ、とても安易に決めました。
そう、この道=百井峠が酷道として有名な道であることも知らずに。

これは危険なギャンブル
掛け率は50/50だぜ


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言っておきますが、ぼくは別に酷道マニアというわけでもなければ、わざとこういった酷道を選んでいるわけでもありません。
出来ればこんな道は避けたいに決まっています。
ただね、何となく選ぶとこういう道にぶち当たることが多いのです。
この477号も地図上で見てかなり細かい峠道であることは理解していたのですが、実際はそれを遥かに越える酷道っぷりでした。
狭い道幅、ガードレールのない区間、うねるアスファルト、とんでもない角度のコーナー、急勾配、すべてが揃っています(笑)。
少なくともバイクならともかく、3ナンバーのクルマで、しかも夜に通る道ではありません。
夜通るメリットとしては、対向車にいち早く気づけることくらいでしょうか・・・。
それ以外はひたすらに危険なだけです。
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国道477号とは・・・
酷道のひとつとしても知られ、鋭角カーブとなっている「百井別れ」や極めて急でかつ舗装が劣悪な百井峠などがあるほか、八木駅(南丹市)付近では狭隘な駅前商店街を通過するなど、難路も多い。
※Wikipediaより抜粋

これが「百井別れ」。

実物は本当に凄まじい!!
動画では5:39辺りで現われます。
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百井別れ(ももいわかれ)は、京都府京都市左京区鞍馬にある交差点。当路線の難所である。
国道477号は一見不可解なルート設定が散在するほか難所も多いため、酷道と評されているが、その中でも最大の難所がこの百井別れとその周辺の百井峠だと言われている
百井別れは百井峠と花脊峠の中間にある京都府道38号京都広河原美山線との交差点(三叉路)であるが、ここが難所と呼ばれる所以は、国道としては急すぎる分岐角度にある。
国道477号本線はこの交差点でほぼ180度向きを変え、かつ百井峠へ向かう道は斜面にへばりつくような細い1車線道路である
百井別れにおける右左折は、百井峠側から進入した場合は小型車(コンパクトカーや軽自動車)なら切り返し無しで曲がれることもあるが、花脊峠側から来た場合は百井峠側の方が狭路であることやガードレールが未設置のため路肩側を比較的余裕を持って通行する必要があることから、四輪車ではほぼ必ず切り返しが必要となる。また、ここから百井中央までの区間は非常に急な坂で路面の状態も悪く、しかも道幅が極めて狭い上に離合可能な箇所がほとんどないので、より大きな車両や最低地上高の低い車両は離合ができないばかりか走行不能となることもある。

※Wikipediaより抜粋

この時ほどGT-8で来てしまったことを後悔したことはありません。
1年前、セフィーロで十石峠を走った時以来ですが、大柄なボディがとても疎ましく思えます。

そして泣きそうになりながらこんな道を1時間近く走り、道の駅 ウッディ京北に到着。
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もう寝るよ・・・。
寝ていいよね?

つづく。

21:44 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(4) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:94 マフラー編その9

さて、まずは先日のツーリングでのマフラーのインプレから入りたいと思います。

率直に言って、やはりまだまだパワー不足。
音量にも不満はありますが、それ以上にパワー不足が否めない感じでした。
客観的な情報がほしかったので、凛パパさまからGN125Hノーマルのある回転数時の速度(GPS計測)データを頂き、そこからエスパーダのローギアードな特性を加味して目標値を設定。
それに近づけるよう改良を施したいと思います。

今回購入したのはこちら。
パイプの末端に使う、二重ソケットです。
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ニッケル製で内径32φ、バッフルの末端が32φであるのでこのサイズの購入です。
バッフル末端とソケットにそれぞれ2箇所穴を開け、長めのボルトをナット留めします。
簡単に書いていますが、ボルトもそんな都合よくぴったりのものはないので、カットしての使用です。
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ご覧のとおり、ビス留め穴が2箇所開いている以外は完全に蓋をした形です。
もうね、これくらいしないとトルクは出ないでしょう、たぶん。
詰まりすぎなら穴を追加していけば良いだけです。

んで、改めて取り付けてみる。
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さあ、いざ行かん!301号へ!
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最初に記した通り、目標値を設定したわけですが、その結果は・・・なんとあっさりクリア!
前回のツーリング時のデータと照らし合わせても、+7km/hと飛躍的に加速スピードは伸びていました。
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フィーリングもかなりノーマルに近いところまで復帰しています。
ただ、やはり中間開度はノーマルにまだ分があるようには感じます。
しかしそれ以上に、上の方がノーマルよりも余裕を感じるので、ひょっとしたらMJセッティング次第では最高速の更新が可能なのでは?と淡い期待をしちゃったりしています。

いつもの道の駅 つくで手作り村。
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途中、下山のコンビニで出会った珍しい750S3カタナ、ここでも遭遇(笑)。
これはセンス良いね!
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16:30を回っていましたが、ちょうど閉店するところで余っていたジャンボフランクをぎりぎりゲット出来ました♪
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関係ないかもだけど、リアタイヤ=TT100GPの減り具合はこんな感じ。
後半は急勾配+低速コーナー連続の301号ですが、このクラスだとせいぜいこのくらいまでしか使いません。
同じコースをR1(タイヤ=S20)で走ると、あれだけ太いタイヤにも関わらずきっちり使いきれます。
そこまでバンクしなきゃいけないようなスピードも出ないし、必要性もないってことでしょうね。
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とりあえず落ち着いた、ってことで良いかな?
うん。
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21:30 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
ソルフロール:その2

続き。

稲穂の中を歩いていくと、根道神社に行き着きます。
その境内に「それ」はありました。
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名もなき池!通称モネの池。
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こちらも完全に時期を外してしまっており、また人も多かったので、その美しさをちゃんとお伝え出来ず残念なのですが、然るべき時に行けば美しい蓮の花と非常に透明度の高い水面が織り成す素晴らしい光景を見る事が出来ます。
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その通称のとおり、まるで絵画のように幻想的です。
花が咲いていればまさにモネの「睡蓮」でしょう。
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本当に透明度が高い水の池で、底と泳いでいる鯉がはっきり見えます。
こりゃあ来年の初夏、また来るしかないわー。
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養分のない水が湧き出ているせいで、このように透き通った池が成り立っているようです。
素晴らしい!

板取川に沿ってそのまま256号を北上、我が心のイチコロ(156号)に合流です。
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郡上に出たところでイチコロを南下、今度は長良川に沿って馴染みの景色を走ります。
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立ち寄った長良川鉄道、深戸駅。
こういう田舎の駅、萌えますよね!
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その対面、長良川を背景に1枚☆
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最終目的地の美濃に入りました。
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ここです!
洲原ひまわりの里。
もちろん、半ば諦めモードです(笑)。
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鉢植えのひまわりは健在。さて、ひまわり園は如何に!?
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さすがに満開とはいきませんが・・・ちゃんと咲いてるー!
やった♪
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ここでは様々な品種のひまわりが時期を置いて植えられており、長い期間訪れる人を楽しませてくれるようでした。
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赤いのも!
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ぼくが訪れたこのタイミングでは、こちらのひまわりがたくさん咲いていました。
この品種、すっごい好み!
色もエスパーダに使われているチャンピオンシップイエローにかなり近いです。
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しかもすぐ目の前までバイクを乗り入れることが出来るので、こんな写真も撮れました♪
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本当はこのアングルから撮りたかったけど、さすがにバイクは入れません。
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小規模ながら、すごく良いですね、ここ。
ちゃんと時期を見てタイミング合わせれば、もっともっと良い写真が撮れそう。

実際、シーズンが終わった品種はこんな感じでしたから。
(´・ω・`)
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とりあえず念願のひまわりとエスパーダの写真が撮れたので、このまま南下して帰路に着くこととします。
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最後に立ち寄った岐阜県可児市内の道の駅 可児ッテ。
割と有名な道の駅ですが、機会がなく初めての来訪となります。
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オオクワとヒラタ、それにニジイロが売ってました。
オオクワは残念ながら久留米産ということで、地元のそれではありませんでしたが、しっかりラベル管理されていて、好印象!
最近はこういうしっかりしたお店も増えてきましたね。
とってもいいことです。
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最後のスイーツは栗きんとんソフトかジェラートかで悩んでみる(笑)。
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やっぱりここでしか食べれないもの!ということでこちらの自家製ジェラートに決定♪
里芋や焼きナス(!)なんてものがあって、興味津々。
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んで、欲張ってダブルで里芋&焼きナスを頼んでみるw
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里芋はけっこうイケてました。
薄味のサツマイモっぽい感じ?
んで、焼きナスは、焼きナスというだけあって焦げた部分の味は分かったのですが、肝心のナスがさっぱり。
んー、惜しい。

リベンジしたくなるような内容ばかりでしたが、今回はそれが目的じゃないしね、また来れば良いだけです。
さて、肝心のマフラーですが・・・

それは次の機会にお話したいと思います。

00:10 | vehicle:GS125E | comments(2) | trackbacks(0)
ソルフロール:その1

今回のツーリングはマフラーのテストがメイン、目的地は完全に後付けです(笑)。

ただ、どうせ走るなら目的地があった方が良いですからね。
走行テストをする場合、ホームコースの301号など三河方面のお山を選ぶのがぼくの常套ではありますが、今回はとりあえず回せれば良い(笑)ので見知らぬ場所を目的地にチョイスしました。

まずは名四国道で木曽川を目指します。
そんな中出会ったなかなかセンスの良いV35セダン。
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自分のとは路線が違うのでアレですが、堅実なカスタムで好印象。

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更に歩道に停められたGNを発見!
普通のGNならいくらぼくでもスルーしますが・・・
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きれいにガンメタに塗装されたエンジン。
かっこいい!
他がドノーマルだったので、逆に目を引きます。
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と、道草しつつ今回もまたGTロード。
まだまだ残暑の残る暑い季節ですが、空はすっかり秋ですねえ。
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いつもの揖斐川沿いではなく、長良川沿いを選んでみました。
途中にある道の駅 クレール平田。
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平日の朝なのに異常な人の多さ・・・。
ここでエスパーダを停めてマフラー周りの点検。
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特に排気漏れや部品の脱落等はなさそうです。
あ、ステンレスでも焼き色つくんですね!
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よもぎソフトが売っていたので、買ってみました♪
よもぎの味はかなり控えめ、これなら誰でも食べれるかと。
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そして到着しました、第一目的地の大垣ひまわり畑です。
あの奥の黄色いのがそれっぽい?
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いやあ、覚悟はしてたんですけどね(笑)。
殆どのひまわりはうなだれてしまっていて、シーズンを過ぎてしまっていることを物語っています。
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でもこれ、全盛期に来てたらさぞ綺麗でしょうね。
残念なのは道があるにも関わらず、途中までしかバイクで立ち入ることが出来ないことでした。
背景ひまわりのエスパーダを撮りたかったんですけどねえ・・・。
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ちなみにsol-florはぼくの造語で、ひまわりは本来スペイン語でgirasolです。
英語のひまわりを表すsun-flowerをそのままスペイン語に当てはめているのですが、ペルー出身もお友達に訊いてみたところちゃんと意味が通じたので、まんざらおかしな造語というわけでもなさそうでした。

お昼は岐阜市内のすずまんさんへ、2度目の来訪。
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つけ麺、美味しいです!
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256号を北上、山県市を突っ切って関市へ。
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何年ぶりかの道の駅 ラステンほらどで小休憩して・・・
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関市板取地区、ご存知「名もなき池」通称「モネの池」でございます。
なんだか立派な看板まで設置されていて、道の駅でも出来そうな勢いです(笑)。
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板取川が育んだ自然豊かな集落です。
シーズン中はあじさいが綺麗らしいですよ。
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つづく。

02:10 | vehicle:GS125E | comments(4) | trackbacks(0)
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