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8分の1のエスパーダ:93 マフラー編その8

続き。

この手のマフラーの消音、トルク回復には単純にバッフルを入れてやれば良いです。
問題はどこに入れるか。
最初に誰もが思いつくのはサイレンサー出口でしょうね。
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しかしこの位置では十分な消音、トルク回復はあまり望めません。
そもそもテーパーエンド部には簡単に取り付けられそうもないので、すぐに諦め、次に考えられるエキパイ出口で検討していくことにしました。
購入したのは以下2点。
■デイトナ インナーサイレンサー(40.5*200L)
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■キジマ グラス・ウール
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まずインナーサイレンサー(以下バッフル)は十分な消音を期待するため、長め(200mm)を選んでいます。
ただこの長さだと正位置、つまりエキパイに対しIN側を差し込むと、エキパイの曲がり部分に引っかかって挿入しきれないので、逆位置にて固定することにしました。
つまり、サイレンサー方向にバッフルを挿入する形になります。
こういった使い方に関して不安はあったので、某2りんかんの整備士の方に問題ないかどうか確認して頂きました。

次にこのバッフルの固定部分の外径が問題になります。
エキパイの内径を計測したところ、42mm。
バッフルのサイズは色々あったものの、ぴったりのものはなく、一番近いものでこの40.5mmでした。
そこで1.0mm厚のアルミ板を切り出し、手曲げしてカラーを製作します。
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これをかまして、バッフル本体をエキパイに挿入。
計算上、0.5mmの差異があるはずですが、実際に取り付けてみるとけっこうガチガチで、これだけでもわりとしっかり固定されていそうな感じです。
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更なる消音効果を期待して、バッフル本体にグラスウールを巻きます。
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この上からサイレンサーを差込み、バッフル固定箇所の真上をピンポイントにして、マフラーバンドでしっかり固定します。
これで0.5mmの隙間はチャラでしょう。

たぶん。

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サイレンサー固定。
タンデムステップ固定箇所の外側で取り付けることで、スイングアームとの干渉を回避しています。
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取り付け完了です!
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エンジン始動!



ようやくまともな音になりました!
これで恥ずかしい思いはせずに済みます。
また、少ししか走行していませんが、低開度領域でのレスポンスもノーマルに近いものに戻っており、走行の面でも特に問題なさそうに思えます。

全体。
美しい!!
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今後もう暫く走ってみないと分かりませんが、ノーマルよりやや抜けが良いくらいのフィーリングです。
今まででも下がスカスカなエスパーダが、それ以上にブリッピング必須な特性になってしまっていますが、そこはまあ、今更なので良しとします。
あとは急勾配の上りがどうなっているか・・・それと高開度領域での特性が気になりますかね。

もし問題点や特筆すべきことがあれば、追って報告していきたいと思います。
ある日突然ノーマルに戻っていたらそう言うことだと思って下さい(笑)。

18:34 | vehicle:GS125E | comments(4) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:92 マフラー編その7

これまでエスパーダのマフラーは色々と変遷してきたものの、基本的に純正、もしくはそれに少し手を加えただけのものでした。
これは、2重のエキパイを含む特殊構造などから、純正より優れた社外マフラーが存在しなかったことが理由です。
メガホンマフラーという見た目も好印象でしたしね。
強いて言うなら、やや音に不満があったくらいでしょうか。

しかしここに来て、選択を迫られることになります。
現在装着しているGS125E(1-2型)純正マフラー、リペイントからまだ1年も経っていないのにこの有様です。
錆ェ…。
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このタイミングでまた塗装しなおすことには、抵抗ありません。
しかし、この後も半年ペースで塗装を繰り返すのかと言われれば、さすがにそれはあまりにダルいのです。
実はもし社外マフラーに変えるならこれ!と言うものはありました。
RSヨコタのビューティーメガホンマフラー、これならいかにもエスパーダに似合いそうではありませんか。
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問題なのはGS125E用がラインナップになく、ワンオフになることです。
RSヨコタのことですから、ワンオフしてまで頂けたならきっと性能も納得出来るものになるでしょう。
しかしそれには、それ相応の代金と時間、打ち合わせ等労力も相当なものになります。
また、性能と音、コストに絞るならばBEAMSのマフラーと言う手があります。
こちらは以前、野良猫さん改めねこさんの2Fに乗せてもらったり、他の装着されているGN乗りの方々のインプレからぼくの中では評価の高いものでした。
しかし・・・しかし!
如何せんエスパーダには似合わない!

そんなこんなでずっと保留になっていたマフラーですが、たまたまオークションで見つけてしまったのがこれです。
■HMSテーパーエンドメガホンマフラー
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低価格でGN125H専用設計、エキパイ部分はステンなのでもちろん錆知らず。
そして何と言ってもRSヨコタのビューティーメガホンそっくりじゃないですか!
・・・てゆーかたぶんパクリですけどね。

それはともかく、お手ごろ価格ということもあって、落札。
実物を検分していきましょう。

マフラーエンド部。
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いやあ・・・嫌な予感はしてたんですけどね。
「何も入ってない」に近い状態です。
バッフルどこ?(笑)

続いてエキパイ部分。
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やはり2重構造の体は取られていません。
バッフル無しであることも含めて考えると、これはどうにも納得のいくものではなさそうですね。

結果は見えている・・・とは言え、とりあえず組んでみます。
ノーマルだと意外と大変かつ気を遣うエキパイの着脱ですが、エスパーダはスタッドボルトに変換しているので、比較的楽ちん。
交換後のボルトの脱落の心配もありません。
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ノーマルと比較。
長さはほぼ同じでややスリム、大きく違うのはエキパイの取り回しでしょう。
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エキパイ取り付け。
この形状、良いですよね。
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サイレンサー組み立て。
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このマフラーの良い点として、センタースタンド対応となっていることが挙げられます。
専用のセンタースタンドストッパーが付属されているので、エスパーダでは恐らく不要と思われますが、とりあえず組んでおきましょう。

エキパイにサイレンサーを差込み、タンデムステップ部分で固定します。
エスパーダはリア周りの高さがノーマルとは大幅に異なっているため、リアサスペンション等に干渉しないよう、マフラーを外側に逃がして固定しておりました。
今回はどうだろう?とまずはノーマルと同じように内側での固定を試みます。
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固定は出来ますね。
しかし、ステー+スタンドストッパーがスイングアームに干渉してしまい、恐らく走行に支障をきたすと思われます。
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なのでやはりセンタースタンドストッパーはキャンセル、そして今までと同じように外側に逃がして固定しました。
ちなみにエスパーダがマフラーを大幅に外側に逃すことが出来るのは、バックステップに交換しているためです。
ノーマルステップでは干渉してしまい、こうはいかないと思われます。

とりあえず装着完了!
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見た目めっちゃ良いですね!

しかしいつまでも現実逃避してはいられません(笑)。
嫌な予感しかしない中、エンジン始動。

ドポポポポポポポ!!ポポポッ!!

ないわーwwwwww



どこのDQNだよ!
動画では伝わりきらないと思いますが、爆音です。
絶望の中、一応少しだけ走らせてみると、これまた予想どおりすぎるくらい予想どおり、全然加速しません。
ほぼ直管、以前流行ったJET管と同じようなフィーリングです。

ないわー、これはないわー。


絶望の中、つづく。

21:29 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
GT一家と行く奥琵琶湖ツーリング2016:その4

続き。

奥琵琶湖パークウエイ(県道513号)を駆け上っていきます。
けっこうのんびりペースだったので、眼下の琵琶湖を眺めながらのまったりクルーズ。
ぼくの前は石川マサさんからてっちゃんに代わっています。
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展望台=奥琵琶湖パークウエイ駐車場に到着!
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曇天なのは確かに残念と言えば残念なのですが、ここ最近では一番過ごしやすい気温で、夏が苦手なぼくにとっては願ったり叶ったりですかね。
景色がイマイチなのは仕方ないです。
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お疲れの様子のともぞう部長。
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ここでぼくからGTさんに提案。
ワインディングを走る皆さんを正面から撮りたい!ってことで皆さんより先に山道を降りて、カメラを構えて待ちます。
が・・・

あれ?
いつまで経っても誰も降りてきません。
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さすがにおかしいなと思っていたところで、GTさんから着信。
事態はすぐ飲み込めました。
奥琵琶湖パークウエイは半島をぐるっと周る構成なっているので、上ってきた513号とは別に、長浜方面へ向かう512号が存在するのです。
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ああ、そう言えばそうだった気がするわー(遅い)。
名古屋方面へ向かうわけですから、そりゃそっちですよね。
何も考えずに元来た道を下ってきてしまいました・・・反省。

仕方ないのでこのまま降りて、改めて一人長浜方面へ向かうことにしました。
転んでもタダでは起きないZE!
せっかくなので、気ままにダウンヒルを楽しみます!

 



とは言っても、勾配のあるダウンヒルでは不安だったブレーキが更に不安、コーナーかなり手前で減速して走ったので、前半はまったくスピードが乗りません。
反面、高速コーナーの続く後半は気持ちよく走らせて頂きました。
つかGTさん、すいませんすいません。

木之本で合流してそのまま伊吹山へ。
あおちゃん、長旅お疲れ様!
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最近やたら訪れている気がする道の駅 伊吹の里旬彩の森。
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※写真提供:ともぞうさま

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お昼ごはんはこちらで。
例によって食べ終わるのが一番最後、めっちゃ迷惑かけてるなあ・・・自分。
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関ヶ原へ。
あれだけ大柄な車体のひぐちょ号も、長身のひぐちょさんご自身が乗ると、普通に見えますね。
たぶんぼくが乗ったら、アンバランスに見えるはず。
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養老を通過。
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げんちゃんとGN。
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揖斐川を通過してようやく愛知県に入りました。
それにしても曇天どころか、一雨きそうな天気です。
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そんな中、いつもどおり堤防沿いの「GTロード」を駆け抜けます。
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信号や渋滞がないのはもちろんですが、揖斐川、木曽川を横目に見ながら走れるのがとっても素敵ですね。
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※写真提供:GTさま

そして名古屋直前、コンビニに休憩で立ち寄った瞬間、土砂降りの雨!!
ひとり取り残されるトシさん!!
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いやあ、ここまで濡れたらいっそ清清しいですよね(笑)。
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ぼくはしろくま君で休憩しつつ、小降りになるのを待ちます。
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だいぶ小降りになったので、最後にひぐちょ号と記念撮影して、帰路に着くことにしました。
結局ぼくは、殆ど雨に降られず帰宅することが出来ました。
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今回は顔出し程度の参加でしたが、とても中身の濃い充実したツーリングとなりました。
いつもながら企画・運営してくれたGTさま、本当にお疲れさまでした。
またのお誘いお待ちしております!



※後日談
ぼくたちと別れて、ひとり関東へ向けて出発するはずのひぐちょさんでしたが、エンジンがかからなくなるトラブル発生!
そこであの時抽選で当たったプラグに交換すると、なんと一発でエンジンがかかり、事なきを得たそうです。
す、すごい・・・こんなことって本当にあるんですね。


おしまい。

16:51 | vehicle:GS125E | comments(8) | trackbacks(0)
GT一家と行く奥琵琶湖ツーリング2016:その3

続き。

今回はキャンプ場で気になった車両を紹介。
まずはお馴染み、まっちゃんのGN125Hですが、シングルシートで印象が大きく変わっていました。
社外ボルティー用シングルシートの流用です。
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これまでのグラストラッカー用のシートは、個人的にリアがやや寂しいと思っていたので、良い選択だったと思います。
シート単体で見ると異常に大きく見えますが、殊カプチーノ号に付けた場合、同じくボリュームのあるタンクのおかげで非常に良いバランスで収まっていますね。
トシさん、やるなあ♪
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そしてJUN的に大ヒットだったのが、ひぐちょさんのGN125H改。
これはもう完全にGNじゃないでしょwww
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以前のひぐちょ号と言えば、これでした。
この頃でも十分かっこ良かったのですが、まさかここまでの変貌を遂げるとは思ってもみませんでしたね。
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現ひぐちょ号が一目みてオフ車の風格になっている要因は、ジェベル200用の足周り。
ステムごと移植されています!
もちろんポン付け等ではなく、ショップによる加工が施されています。
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リアにはTLR200用、380mm超のサスペンションを採用。
これで長いフロントフォークとバランスを取っています。

特徴的なアップマフラーはSX125のエキパイにGNのフランジを溶接で加工取り付け、更にサイレンサー部分にCD125、自作ヒートガードで仕上げられています。
かっこよすぎィ!
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かつてとんでもない衝撃を受けたこの1枚の写真ですが、これでもうこんな心配もせずに済みますね(笑)。
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シンプルで美しいハンドル、メーター周り。
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ヘッドライト周り。
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比較用にエスパーダと並べてみる。
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一応、どちらも同じ車種からスタートした車両ですが、完全に別物になっています。
この両者間に共通部品はどれくらいあるのでしょうか・・・?
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キャンプ場を後にする前に、持ち寄った不用品の抽選会が行われました。
ぴーすさんの持ってきたGN用プラグはひぐちょさんに当選したのですが、まさかこの後あんなことになろうとは・・・。
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名古屋方面に帰る方々で、奥琵琶湖パークウエイを目指します。
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ぼくの前ははるばる石川県からいらしたマサさん(以下、石川マサさん)。
今年のぼんぼり祭りはエスパーダで行きたいですなあ←関係ない
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この辺りから高速コーナーが始まります。
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いつ来ても思うのは、琵琶湖は大きすぎて湖という実感がないこと。
てゆーか、滋賀県って海なし県なんですね。
いやあ、意外ですわ。
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アレッと思って
ギアいじったっけ
ロー入っちゃって
もうウィリーさ!

(しません
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いよいよ勾配のあるワインディング突入です。
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つづく。

00:06 | vehicle:GS125E | comments(6) | trackbacks(0)
GT一家と行く奥琵琶湖ツーリング2016:その2

続き。

湖周道路を走っていくと、見えてきました、六ツ矢崎浜オートキャンプ場!
湖面に沿って、けっこうな面積の敷地が広がっています。
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あ!あの集団とかそれっぽいかも!
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無事到着!
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※写真提供:GTさま

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曇天なのが残念ですが、とってもいい眺め!
皆さん既に起きていて、いつもよりややテンション低めのトーク(笑)。
昨夜はすごいお祭り騒ぎだったんだろうと想像。
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やまちゃ・・・え?誰この人、知らない人だー!
ダイエット始めてから見違えるほどスリムになってました。
でも、でも、JUN的にはこれまでのやまちゃんの方が好きだったなあ。
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そして着いて早々、GN倶楽部が誇る名シェフ「へんなおじさま」が昨夜のうちに仕込んでおいたと言うサンドイッチとゆで卵、コーヒーを出してくれました。
おじさま、とっても素敵です!!
女子なら絶対きゅんきゅんしちゃうよね。
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まっちゃんの麦わら帽もなんだか新鮮。
それから白いTシャツの方は2年ぶりの再会、ひぐちょさんです。
相変わらずのブレないトークで、いきなり笑わせて頂きました。
ひぐちょさん好き好き!
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何気にお久しぶりなゆっきー。
キャンプ場でも絵になる美人!
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いつもかわいいあっきー。
この日はトリッカーで参戦してました。
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なんと関東からの参戦、あおちゃん!
この日に至るまで、ツーリングに継ぐツーリング、羨ましいけどちょっと心配になっちゃいますね。
お疲れ様です!
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実は今日がGN最後のキャンプとなる素敵なイケメン、ロブソンさん。
GNは近々手放されるそうですが、次期バイクはヤマハの某トレーサーになるようです。
それはそれで楽しみ♪
意外とヤマハ所有のGNオーナーさんは多いので、いつかヤマハ大型オンリーでツーリングしてみたいです。
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Kuraさん始め、関西メンバーの方々もけっこう参戦されておりました。
GANちゃん、かっちゃんとは何年ぶりでしたっけ?
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恒例の集合写真。
ちょこっと別車種混じってますが、概ねGN系です。
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v(・∀・)yaeh!
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つづく。

07:01 | vehicle:GS125E | comments(4) | trackbacks(0)
GT一家と行く奥琵琶湖ツーリング2016:その1

さて、エスパーダのフロント周りの手直しをしているうちに、次に予定しているツーリングが間近となってしまいました。
この日は簡単にその準備をしておこうと、暫く交換していなかったプラグを買いにバイク用品店へ。

あ!GNだ!
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ナンバーが示す地域はぼくと同じ、それにしてもこのGN・・・あれ?
国産(GN125E)じゃん!!
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とても状態が良かったので気づくのが遅れましたが、間違いなく国産GNでした。
この後、オーナーさんとお話したところ、なんと超ご近所のお方!
最近愛知に引越してきたらしく、GNも近くのバイク屋さんで買ったばかりとのこと。
これは是非仲良くして頂きたい!ってことでGNの消耗品のことやちょっとしたTIPSをお話させて頂きました。
お役に立てたかなー?

帰宅してプラグ交換他、メンテ完了。
ローターは結局戻しました。
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そもそもノーマルローターと2Fのキャリパーの組み合わせは不味いです。
当然、2ポッドのパッド面がすべてローターに当たるわけではないので、制動力は限られ危険です。
それでもノーマルと同じくらいは効いている感じだったので、それで行こうと思っていたわけですが、やはり不安要素は多いので元のローターに戻した次第です。
不安要素と言えばこのローターも不安だらけなので、早めにちゃんとしたものに交換しておきたいところですね。

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そしてそしてやって参りました、ツーリング当日です♪
今回の行き先は奥琵琶湖!
これまでにマキノ在原集落を訪れたり、GTさんに連れられて何度か行ったことがあります。
今回もそのGTさんに絡んだツーリングなのですが、GTさん含めたGN倶楽部のメンバーは既に奥琵琶湖にあるキャンプ場でテント泊しているはずです。
ぼくは仕事で参加出来なかったので、せめて翌日、帰り道はご一緒したいと思い、エスパーダを琵琶湖へと走らせます。

出発は午前3時半ごろ。
最近このパターン多いな(笑)。
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夜の名四国道(23号)をひた走り、いつもの飛島村のコンビニで気になるフロント周りをチェック。
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ブレーキは非常に不安なので、エンブレと早めのブレーキングを心がけます。
にしても本当にブレがなくなっていて感動!
高速並みで流れる名四でも大丈夫!
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名四から一転して木曽川〜揖斐川沿いの堤防、通称GTロード(笑)を走ります。
ここもLEDバルブに替えてなければ不安だったでしょう。
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養老付近で空が白み始めました。
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広瀬橋を渡って関が原へ。
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今回テストしたかった辺りに差し掛かります。
この辺り、関が原〜伊吹山の区間はグルービングが施されている路面が多く、これまではフロントが暴れてとても恐ろしい思いをしてきました。
しかし今回は違います!
もちろん、多少は溝に影響を受けますが、暴れるようなことはなくちゃんとコントロール出来る範囲になっていました。
ああ、まっすぐ走れるって素晴らしい。←
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在原集落のあるマキノ付近。
琵琶湖に沿って南に折り返します。
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ここまで来れば、キャンプ場はもう目前です!
この時点で午前7時ごろ。
みんなもう起きてる頃でしょう。いひ☆
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つづく。

02:02 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:91 フロントホイールレストア

実はエスパーダの修復作業は未だ続いておりました。
わりと平気な顔してロンツーまでしちゃってますが、「とりあえず走れる」範疇なだけであって、実際にはとてもまともとは呼べない状態でした。
これまでにフロントフォークからステムベアリング、トップブリッジまで全交換してきたにも関わらず、どうしてもフロントのブレが無くならない、ということで、残る原因はズバリ、ここでしょう!

フロントホイールです。
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当時から原因がここでないと良いなあ、と祈ってきましたが、もう見逃すわけにはいきませんね。
普通のキャストホイールなら、手っ取り早く交換で問題ありません。
しかし!このホイールはGT125と言う40年前の貴重な(ボロい)バイクのものです。
当然部品発注など叶いませんし、他に代用できそうなスポークホイールも見当たりません。
そう言った背景から、出来ればここがダメージを受けていると思いたくなかったのです。

また、スポークホイールのレストア作業を請け負っているバイク屋さんというのも、現在ではあまり存在しません。
実はバイク屋だからと言ってスポークの張り直しが出来るわけではなく、そういった資格が要るわけでもないようです。
自転車屋さんは資格を持っているらしいのですが、バイクも販売しているような街の自転車屋さんも最近では見なくなってきました。

もちろん、自分で作業することは真っ先に考えました。
が、どうやらしっかりセッティングを出すには相当な技術が要るらしく、素人が行った場合は堂々巡りに陥りやすい、とはロケパンさん=こやっぴー店長のお言葉。
それで悩んでいたところ、こやっぴー店長があるショップを教えて下さいました。

名古屋市は天白にあるコンボイさんです。
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ご覧のとおり、旧車専門店ですがけっこう大きなお店です。
名2環沿いにあるにも関わらず、路肩に入ったところにあるので、今までこんなお店があるとはまったく気づきませんでした。
旧車専門ってことでちょっとドキドキしながら入ったのですが、とてもフレンドリーな対応でスポーク張り作業を引き受けて下さいました。
ありがとうございます!

そして1週間ほど後、ホイールを引き取りに行って参りました。
やはり相当にブレが出ていたようです。
とりあえず致命的なダメージを受けてはいないようで、助かりました。
が、気になる大量の錆・・・良い機会なのでこれはどうにかしておきたいです。
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完全に錆を除去するのはどう見ても無理そうなので、ざっとペーパーがけして落とします。
ホイール全体もペーパーがけしました。
リムステッカーも剥がし、その後CRC→パーツクリーナー→中性洗剤で洗浄します。
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最初にリペイントした時は、屋外用のペンキで刷毛塗りしたのですが、これがなかなか塗膜も分厚くて我ながら上手くいっていたようでした。
今回はそれらもざっと剥がし、防錆を兼ねてウレタン塗料で再塗装します。
せっかくなのでハブも塗ってみましょう♪
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そしてタイヤ装着。
ホイールバランスもやや狂っていたようなので、20gほど錘を追加。
これで完璧ですっ☆
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後は元通りに組んでいく・・・だけのはずなのですが、今回はこれまでに感じていた不安要素も全て取り去っていきます。
ブレーキローターは純正をチョイス。
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これまでのローターは制動力はそれなりにあるのですが、パッドの偏磨耗と言い、転倒後に干渉していたことと言い、色々と疑惑が多いのも事実なので、次のブレーキシステムに着手するまで暫定的にではありますが、元に戻してみます。

それと発注しておいたアクスルシャフト周り。
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これらも疑惑が持たれているので、全て純国産品に一新します。
高価なものでもないので、良い機会だと思います。

ホイール装着!
って、うわ、純正ブレーキローター、こんなに小さかったっけ!?
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ちなみに国産のアクスルシャフトは、このように脱落防止のためピンを取り付けられるようになっています。
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えーっと、それから。
いつもお世話になっている飾屋さんからリムステッカーが届きました♪
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ソルフロシリーズはいつもこちらのものを使っています。
今回は好きな文字を入れられる3分割タイプをチョイスしてみました。
どんなもんでしょうか?
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この後、少し試走してみましたが・・・

完璧!!

完全にブレはなくなりました。
さすがプロ。
さて、こうなると後はブレーキですね。完全復活までもう少し!

20:59 | vehicle:GS125E | comments(4) | trackbacks(0)
スロベニアの赤い蠍

YZF-R1純正マフラー、ぼくはとても好きです。
たしかにやや大きく、野暮ったいと言えば野暮ったいのですが、それでもまるで戦闘機のような後姿を演出するには秀逸なデザインであり、ある1社のマフラーを除けばこれ以上はないとさえ思っています。

そのある1社のマフラー、それはスロベニアの赤い蠍、そう、アクラポビッチ!
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そうまでこのアクラポビッチに思い入れがあったわけですが、それで何故今まで装着を考えなかったかと言えば・・・
現代日本の騒音規制基準に合わない、つまり車検に通らないからです。
そしてもうひとつは非常に高額であること。
実は車検対応のマフラーもあるにはあるのですが、やはり高額であり、それほど出回ってもいないのでオークション等で中古で見つけることは困難でした。

そんなアクラポビッチに恋焦がれて早数年、チャンスは訪れました。
そして落札!
非常に綺麗なほぼ新品と言えるような逸品で、約1/3の価格!
それでも十分に高価な代物なので、GT-8(クルマ)購入以来の大きな出費です。
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いやあ・・・美しい!本当に美しいですね!
チタンとカーボン製でびっくりするくらい軽いです。
そして何より、アクラポビッチなのにJMCA公認!(バッフルは外せません)
JUN的には車検の度にパーツを戻さなければならないようなカスタムは、本来「公道で走ってはいけない」カスタムだと思っているので、絶対に避けたいものでした。
ですからこれは本当に嬉しいですね。
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まあその分、性能的には恐らくノーマルと大差ないでしょうが、そこはそれでも良いと思っています。
性能を低下させるようなものならともかく、そうでないなら十分アリです!
YZF-R1の性能はノーマルで十分素晴らしいものですから。

さて、そんなアクラポビッチを取り付けていきましょう。
ライダーシートとタンデムシートを取り外し、以下のボルトとクリップを外していきます。
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R1のクリップはプラスドライバーで回してやれば中央が浮き上がり、外せるタイプのものでした。
周囲の部分を押さえてやれば、簡単に作業出来ます。
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忘れがちなのがここ。
テール裏側にもクリップがあります。ここのクリップは中央を押してやるタイプです。
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シートロックのワイヤーも外せばテールカウルは外れます。
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右側のサイレンサーを外していきましょう。
根元のバンドを外します。
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サイレンサーを吊るしているこのボルトを外せば、すぽっと抜けます。
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左側のバンドはこの位置。
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両方とも外れました。
簡単!
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ノーマルマフラーとの比較。
こんなに大きさが違います。
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こうして見てもノーマルもかっこいいよなあ、と改めて思ってみたり。
それと意外なことにノーマルマフラーも純正にも関わらずチタン性で、この大きさに見合わない軽さでした!
それでもアクラポビッチの方が更に軽いのですが・・・さすがヤマハのフラッグシップモデル、徹底した軽量化で伊達じゃないですね。

さて、サイレンサーが外れたらノーマルのアダプターを付属のものに交換します。
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そしてボルトオン!
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ああああああ、美しいいいいい!!
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右側はどうやってもエキパイにはまらず、少しばかり悩みました。
よく見ると、この部分だけガスケットというかバンデージのようなものが巻かれていました。
そりゃはまらないわけです。
マイナスドライバーでこじって剥がしました。
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これで右側も装着完了!
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あとはテールカウルとシートを戻して完成です!
簡単!!
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そう言えば車種専用設計、ポン付けパーツの装着なんて久しぶりで、こりゃあ楽なわけですよね。
まさにプラモデルを素組みする感覚です。
フルスクラッチが基本のぼくにとっては感動を通り越して、ちょっと拍子抜けな感じでした。

さて!
では試乗してきましょう!
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アイドリングの音はノーマルをやや大きくしたような音。
うるさすぎるということは決してありません。
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そして回転を上げていくと・・・これは気持ち良いー!
ノーマルにも増してドコドコ感というかあのV型エンジンのようなクロスプレーン独特の音が強調されています。
これで音が大きすぎるようなら考え物ですが、そこはJMCA公認、本当にいい塩梅で低音が効いている程度の、とてもジェントルなサウンドでした。
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性能については・・・さっぱり分かりません(笑)。
それでも良いんです、この美しさ、これがR1本来の姿と言わんばかりに調和が取れていると思いませんか?
お高いですが、良い買い物をしました。
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22:00 | vehicle:YZF-R1 | comments(4) | trackbacks(0)
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