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涼宮雪子の消失
事件はわりと緩やかに、ぼくの知らない間に起きていた。

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ぼくは自宅のガレージでバイクのメンテナンス作業を行い、途中休憩を入れようとそこを退き、ほんの数十分して戻ってきたまさにその時だった。

愛車のボンネットに、無造作にテープで紙が貼られていることに気づく。
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いやいや、待て待て。
あの人は千葉だ。
ここにいるわけはない。
ぼくの頭がそう判断するのに1秒もかかるはずがなかった。
案の定、その隅には小さくこう書かれている。
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涼宮雪子(以下ゆっきー)、悪戯好きなお嬢さんだ。
恐らく旦那の涼宮キョン(以下GT)さんとここへ立ち寄った証として、ささやかな悪戯をしていったのだろう。
ぼくは何の疑いもなく、そう信じ込み再び作業に没することになった。

だが、これが「涼宮雪子失踪事件」の始まりであった。

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その日の夜、何の気なしに、いつものように、いつものチャットルームに、顔を出した時のことである。
GTさんがここに顔を出すのはそれほど多くはない。

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この時点で大きな違和感を感じたことをまず告白しておこう。
GTさんと言えば、"遅くなってごめんね"かおるちゃん夫妻と双璧を成すリア充夫婦である。
愛妻ゆっきーに対しては、かなり早い時間の門限さえあると聞く。
それが「まだ帰らない」挙句には「一人でバイクで出かけた」と言うのである。

明らかにおかしい。

今回の貼り紙と関係があるに違いない。

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ますますおかしい。
このGTさんの言うとおりなのだとしたら、ゆっきーが一人でやったことになる。
シュガーさんと一緒にいることにしたいような言い回しも気になる。
実はGTさんの単独犯なのか?
そうだとすると、貼り紙の筆跡はGTさんのものでなければならない。
すぐ様、以前ゆっきーから頂いた手紙と筆跡を確かめる。

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間違いない。
貼り紙の主はゆっきー本人で確定だ。

そこでぼくが推理したのはこうだ。
今日、GTさん夫妻は我が家に立ち寄り、シュガーさんの名前で悪戯していった。
そしてこのことを聞きつけたシュガーさんは、本当に自分とゆっきーが立ち寄ったことにしようと、このチャットルームに入る。
そう、GTさんとして。

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分かりやすい展開だった。
今度はゆっきーを騙って入室する。
そしてあたかもGTさんがいるのを見て逃げたかのように演出する。
嗜好としては悪くないが、この時ユーザーIDを調べていたぼくには、それを見破るのは容易なことであった。
恐らくこの後、ゆっきーが入室してくるに違いない。

ほら来た。

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シュガーさん、もうネタは割れているんだ。
そろそろ白状しようや。
この長い展開にやや痺れを切らしてきたぼくは、攻勢に出ることにした。

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なかなか落ちない。
それとも本当にゆっきー本人だと言うのだろうか?
万が一にもぼくの推理に間違いはないはずだが、ここはじっくり裏を取ることにした。

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一気に分からなくなった。
情報は正しい。
恐らくシュガーさんでもGTさんの出身校までは知らないはずだ。
と言うことは、シュガーさんの指図でゆっきーが動いているのだろうか?
もしそうなのだとすれば、IDが同じことから

チャットゆっきー=チャットGT=ゆっきー

と言う図式が成立する。
いや待て。
夫婦でシュガーさんに扇動されていたとしたら、どうなる?
それならば、

チャットゆっきー+チャットGT=ゆっきー+GT

だ。
が、もしそうだとして今回の狙いは何だ?
シュガーさんにさらわれたと思わせたいGT夫妻、そしてそれを扇動するシュガーさん。

もう何がなんだかさっぱりだ。


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真相はこちら・・・じゃなくてこちら
ゆっきー超かわいい。hshs











てゆーか、チクショウ!本人がこっち来てるなんて反則だぜ!!
そしてわざわざ千葉から家の前まで来てるのに、ネタ作りのため会わずに帰るというその生き様、あんた最高にロックだぜ、ブラザー・・・。
23:45 | Diary | comments(8) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:88 ウインカーLED化
前回のツーリングでリア左側のウインカーが点かなくなったので、詳細を調べると玉切れでも配線不良でもなく、なんとウインカー内部のハンダ断線。
それもあって今回、思い切ってLED化を検討をすることにしました。
LED化したところで安物(主に中国輸入品)を使う場合、特にトラブルが減るとも思えませんが、リアフェンダーショート化から続くイメージチェンジの流れとしては悪くありません。
よりネオクラシックな方向に繋げていきましょう。

■LEDリボルバーウインカー
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これまで使っていたウインカーの形がかなり気に入っていたこともあり、ここはかなり悩みました。
とりあえずカフェレーサーにマッチするシルエットで、そこそこの大きさというところで選びました。
(それでも現在付いているものに比べて小ぶりです)

「足」との付け根にボルトがあり、このように外せるようになっています。
この構造のせいでやや不恰好になっているのが、残念。
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これまでのものより取り付けボルトの径が太いので、ライトステーの穴を拡大。
その後タッチペンで防錆しておきます。
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取り付け。
蓮コラっぽいレンズの内側も、全体として見ればさほど気にならないかな。
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リア。
細かいことだけど、ボルトの頭が上を向くよう、各個揃えておきました。
また、分度器を持ったkinさんに怒られないよう、ちゃんと水平に設置しました(笑)。
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もちろんこれだけでは使えないのがLED。
別途購入のPOSHワイドワットウインカーリレーです。
(地味に高い
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純正装着時。
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付け替え。
ただしリレー単体でアースを必要とします。
ボディーアースでも良いのですが、確実なバッ直で配線。
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フロント点灯!
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ちゃんと点滅してくれました♪
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リア点灯。
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これでヘッドライト以外は全てLEDに換装されました。
ヘッドライトもやっておきたいのですが、こうなるとレギュレーターの負荷が気になってきますね。
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ポジションなりフォグなり補助灯でも増やす・・・ってのは安易ですかそうですか。
23:03 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
8分の1のエスパーダ:87 フロントフォーク編その3
エスパーダは必死の突貫工事で「グレート・トラバース」に間に合いはしましたが、怪しい箇所、調整しなければならない箇所が何箇所かあったため、暫くYZF-R1でのツーリングが続いていました。
が、そろそろちゃんと診なきゃね。
・・・てことで、再びフロント周りをバラすことにしました。

あ、その前に。
エスパーダ用にライディングシューズを新調しました♪
■elf Synthese13
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もともとYZF-R1用に買ったSynthese14が両者で使用していたため、随分傷んできていたこと、それにライディングスタイルの違いからそれとは別に欲しかったことが主な購入の理由です。
Synthese13は単純にSynthese14の廉価版といった感じではなく、よりローカットでスニーカーに近い感覚のライディングシューズです。
まさにエスパーダにぴったりですね。
何より色が(やっぱりそこか

さて・・・
まずはフロントフォークのメンテナンスをしましょう。
引き抜いた後では、フォークのキャップを取ることは相当困難になるからです。
バイク本体に付いている状態である程度、キャップを緩めておきましょう。
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このタイプのキャップは、ボックスレンチのアダプター部分がぴったり嵌ります。
注意事項としては、トップブリッジ及びセパハンを緩めてから行います。
そういしないと、各クランプがフォークを締め付けていて、回るものも回ってくれません。
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キャップを緩めてから、慎重にフォーク引き抜き。
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内部のスプリング。
全長が左右で異なるのはアンチノーズダイブ機構(以下ANDF)があるため。
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突貫工事で入れた#10のオイルを捨てます。
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実はフォークのメンテナンスをやりたかったのは、サービスマニュアルを改めて見たところ、#15のオイルが指定されていたことによります。
な〜んだ、今まで入れてた#15で正解だったんじゃないか・・・。
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国内版GS125EのFフォークオイル量は左135cc、右141ccです。
これももちろん、ANDFがあるため。
エスパーダの場合は左右入れ替えとなるので、右135cc、左141ccですね。

フォークを戻し、アクスルシャフトを通した上でかなり怪しいフェンダーを調整します。
だいぶ誤差が出ていたので、ドリルで穴を広げてまっすぐになるよう調整しました。
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あと怪しいと言えば、ホイールなのですが・・・
あれ?ローターにこんな傷あったっけか?
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見ると、どうやらキャリパーの裏側がローターに干渉しているようでした。
うわあ、これめっちゃ怪しいじゃん!
これまでは干渉していなかったはずです。そこで、キャリパーサポートを数ミリ削ってみました。

うん、スムーズに回るね。

転倒の際、キャリパーももろに削られていたので、サポートもしくはキャリパー本体が歪んでしまった可能性が高いです。
これで上手くいけば良いのですが・・・

つづく。
01:15 | vehicle:GS125E | comments(0) | trackbacks(0)
桜ツーリング2016春その3:奥山田の枝垂れ桜
こちらは別の日、岡崎方面に向かいました。

トヨタ本社工場前の桜。
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我が家からほんの少し走ったところなのですが・・・
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見事な桜並木!
どこにでもある桜並木にも見えますが、その規模が違います。
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めっちゃ長いです!すごい!
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背景が閑静な住宅街から、山のふもとになるまで続いていました。
住宅街と山、ぼくの中の岡崎って確かにこんな感じ(笑)。
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その先にあった目的地「奥山田の枝垂れ桜」です!
え?天然記念物?こんな近場に?
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どんな感じかと言うと・・・
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あちゃー・・・
もう散っちゃってますね。
実はこの桜も淡墨桜と同じく、エドヒガンなので周囲のソメイヨシノとは開花時期が異なるようです。
淡墨桜は高地にあってこの時期満開になりますが、この辺りでは1週間以上早い開花でした。
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この奥山田の枝垂桜、約1300年前に持統天皇がお手植えになったとされていて、淡墨桜ほどでないにせよ幹が太く、やはり妖怪めいたオーラを放っています。
名古屋周辺は樹齢1000年以上のエドヒガンがいくつかあるようで、びっくりですね。
全部制覇したいなあ。

そんなわけで枝垂桜は残念でしたが来年に持ち越すこととし、周りのソメイヨシノを堪能することにしました。
こんなトンデモ桜があるわりに観光客は少なく、散歩されているのはほぼ地元の方といった感じでした。
これはオススメ!
出来れば枝垂桜の満開とソメイヨシノの満開、2度来て楽しみたいところです。
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意外にも日本の原風景によく似合うYZF-R1、思えば国内限定仕様であるこのカラーリングは日の丸をモチーフにしたのでしょうか?
決して奇をてらったわけでもなく、むしろ自然なデザインなのに斬新で美しい、このR1に出会えて、乗れて、本当に良かったと思います。
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おしまい。
04:01 | vehicle:YZF-R1 | comments(2) | trackbacks(0)
桜ツーリング2016春その2:淡墨桜
続き。

谷汲山を出て、昨年と同じように国道157号を北上。
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山中のわりに高速コーナーばかりの、初心者にも走りやすい道です。
昨年と違って、道の脇のいたるところに桜が咲いていました。
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30分もかからず到着!
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ご覧のような開けた公園の中、佇むは1本の巨木!
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圧巻!!

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昨年、逃した満開の淡墨桜です!
素晴らしい!!
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日本三大巨桜の1つで、樹齢は1500余年と推定。
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一般的な桜(ソメイヨシノ)が開発される前の「エドヒガン」なので、花はこぶりです。
色もやや白みが強く、可憐な印象を受けます。
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傍らにある淡墨観音。
1500年生きれば、それは桜ではなく神。
信仰対象としては、その辺の新興宗教より十分説得力あります。
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今回、やや遅い時間に出発したのは理由があります。
コーヒーと桜饅頭でその時を待つことにしました。
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思ったより時間が潰れなかったので、おでん追加(笑)。
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時は来たれり!
ライトアップ♪
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闇に浮かびあがる淡白い桜の巨木。
神々しいです、ひたすらに。
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昨年は思いっきり葉桜でしたが、今年は良いタイミングで来ることが出来ました。
大満足です!
満開時でも平日ならそれ程混み合わないようなので、行ける方は是非、来年辺り見て頂きたいですね。
何よりよく管理された公園なので、花見という名のただ馬鹿騒ぎしたいだけの連中がいないのが良いです(笑)。
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つづく。
08:13 | vehicle:YZF-R1 | comments(2) | trackbacks(0)
桜ツーリング2016春その1:谷汲山
4月上旬、今年も桜を見るためYZF-R1で走ってきました。
昨年は悪天候続きで、しかもその影響か散るのがとても早かったですからね、今年はそのリベンジの意味も含んでおります。

そんなわけでリベンジ!
まずは昨年と同じ谷汲山を目指します。
今年はやや遅い時間からの出発で、途中まで高速を使いました。写真は岐阜県は羽島辺り。
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羽島インターを降りて揖斐川の堤防沿いを走ります。
GTさんのツーリングでお馴染みの堤防だったりしますが、ここはそのだいぶ上流に当たります。
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途中、ところどころ桜が咲いていました。
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さらに上流、本巣市です。
この川は揖斐川ではなく、根尾川というらしいです。
もっとも、最終的には合流して揖斐川になるんですけどね。
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それにしても、ちょっと天気が怪しいのが気になりますなあ・・・。
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この辺りまで来ればもうすぐそこです。
そう言えば昨年は雨の中、セフィーロで来たんだっけか。

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谷汲山到着!
境内前の道ですが、すっごいきれい!!
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うおー!どこまで続くんだー!?
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昨年は見事に葉桜でしたが、今年は完璧なまでに満開です!
旧い建物との調和も相まって、素晴らしい景色を作り出しています。
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こちらの「えのきや」さんで休憩させて頂きました。
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欲張りなぼくは花より団子!
・・・ではなく、花と団子!
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たれと食感が想像していたのと違って、とても美味しかったです☆
このお店、オススメですよ。
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谷汲山華厳寺前。
入り口からここまで、ずーっと桜を楽しめます。
日本人なら誰もが息を飲むような素晴らしい桜の回廊でした。
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門の内側から見る景色も良いですね。
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つづく。
21:10 | vehicle:YZF-R1 | comments(2) | trackbacks(0)
サーキットの狸@スパ西浦
4月の頭、いつもお世話になっているハチロク屋さんにサーキット走行のお誘いを頂いたので、行って参りました。
GT-8を買った時から、サーキットを走りたくてうずうずしていたんですよねえ。
しかも平日、ハチロク屋さんもいるから安心だし、一緒に参加される方もいる。
これ以上ないシチュエーションじゃないか!とわくわくしつつ当日を迎えると・・・



はあ・・・雨ですか・・・
でももちろん行きます。
ええ、行きますとも。見えない何かに呪いの言葉を吐きながら、蒲郡方面にGT-8を走らせます。
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スパ西浦モーターパークに到着です。
ハチロク屋さんも参加するのかと思いきや、軽トラでの参上。
なんでもまだクルマが完成していないそうです。
ちょっと残念。
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対面側が三河湾、断崖絶壁を背にしたサーキットでした。
ここに来るまでもとても景色の良い場所だったので、出来れば晴れの日に来たかった・・・。
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お隣が本日の相棒、AE86レビンのかなんさんです。
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やっぱハチロクはレビンに限りますね。
今見てもかっこいい!
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施設内はこんな感じ。
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簡単な講習を受けて、いよいよ走行開始。
と、その前にせっかくだし、GoProをセット。
今回は無難にメーターフード上に取り付けました。
出来れば運転してる様子が分かるドライバーシート後ろくらいからの位置が良かったのですが、クーペとかならともかく、セダンであるGT-8は広々としすぎていて、取り付けられるような場所はありません。
ならばルーフからぶら下げようかと思ったのですが、ルームランプもセンターコンソールの上くらいにあり、それ以外は本当に何もない天井で、ボルトオンも出来そうにない感じだったので今回は諦めることにしました。
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いざ、出陣!!
車内でヘルメットとグローブを付けることに、違和感が付きまといます。
でも一気にレーサー気分ですね(笑)。
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さてさて、実際にサーキットを走らせてみましたが、まずは何をおいてもVDC!!
これの完全キャンセルが出来ないかぎりかなり厳しいことが分かりました。
納車してすぐスピンターンをして挙動を確かめたことはわりと記憶に新しいところですが、この時の異音と挙動、やはりこのVDCだったようです。

VDC (ビークルダイナミクスコントロール)とは

VDC (ビークルダイナミクスコントロール)システムは、各種センサーを使用して運転者の車両操作と車両の動きを監視し走行の状態に応じて、VDCシステムは次の機能を作動させます。
滑っている側の駆動輪のスリップを軽減するためにブレーキ圧を制御し、同じ車軸の滑っていない側の駆動輪に動力を伝達します(ブレーキリミテッドスリップデフ機能)。
車速に応じて、駆動輪のスリップを低減するために、ブレーキ圧と走行用モーターの出力を制御します(トラクションコントロール機能)。
次の状況下で車両の制御が維持されるように、個々の車輪におけるブレーキ圧と走行用モーターの出力を制御します。

アンダーステア(ハンドルを切っても、車両の旋回がそれに追いつかない状態)
オーバーステア(特定の路面又は運転条件により車両がスピンする傾向)
 日産公式サイトより抜粋


つまりVDCは大きく分けてアクセル側とブレーキ側の制御から成り立っているということですね。
で、GT-8にはVDCのON/OFFスイッチが付いており、OFFにすることで介入を防げると思っていたのがそもそもの間違い。
調べてみると、実はOFFになるのはアクセル側のみであり、ブレーキLSDは残るのでヨーセンサーが横Gを感知すると、勝手に減速するのです。
しかも割りと強烈に(動画参照)。
峠レベルでの走行では、スイッチOFF程度でもラインを外すようなことはなかったですが、サーキットでの旋回スピードでは顕著にこれが邪魔をします。
早々に完全キャンセルスイッチを作りたいですね。
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VDCの話ばかりしてきましたが、それ以外はとてもスムーズで重さもそれほど感じさせない内容でした。
パワーもあるし、VDCが介入さえしなければステアリングも非常に素直。
もうちょっと良いタイヤにすれば、ラインのトレースももっと楽になると思います。

そのタイヤですが、走行後はこんな感じ。
ウエットだからそれほど減らないだろうと思ってたけど、けっこう減ってます。
ま、買った時からバリ山だったので、本音はとっとと減ってほしいんですけどね(笑)。
(早くタイヤ替えたい
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あとはドライバーの問題ですが、サーキットにおいてはもっとコンパクトにラインを取るべきだったようです。
峠ばかり走っているせいか、よりマージンを取ろうとしてどうしても進入ラインを大げさにアウトに取ったり、ターンインのタイミングが遅すぎたりといった癖が染み付いてしまっているようですね。

ちなみに動画ではそれほどスピード出しているようには見えませんが、コース幅が広いこと、コース脇に物がないことからそう見えるだけで、実際には峠とは比較にならないほどハイスピードレンジで走っています。

参考までに↓
秋名を走っている時の方が遥かに速く見えますよね(笑)。



と、まあ数え切れないほどの反省点と収穫を得て、帰路。
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かなんさんとお昼ごはんに行きました。
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渥美湾にかかる形原漁港大橋(ブルーブリッジ)。
こんな素敵な場所があったとは知らなかったなあ。
地元でも知らない場所はいっぱいあります。晴れた日に立ち寄ってみたいです。
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久しぶりに喜多方ラーメンが食べたかったのでこちら。
「喜多方ラーメン坂内 小法師」!
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以前にも紹介しましたが、坂内食堂の味をルーツにしたチェーン店です。
前回と同じセットを注文。
うまー。
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ここでかなんさんとは別れ、ぼくはちょっと(かなり?)遠回りして寄り道してみました。
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晴れていたら301号を初めてGT-8で流してみたかったのですが、この雨では間違いなく危険なのでぶらり旅に変更。
豊川の上辺りを横切り、新城市鳳来寺方面。
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かなり山の中に入ってきました。
で、辿り着いた場所はと言うと・・・
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こんなとこ!
何にもないですね(笑)。
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お目当ての地点でGT-8を停めてみる。
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ここは「川折(かおれ)の梅」と呼ばれるスポットです。
もちろん梅のシーズンはとっくに過ぎているのは承知で、特に期待もせずに来ました。
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しかししかし、シーズン終了とは言えなかなか雰囲気の良い場所ではないですか。
梅の花はなく、しかも雨ですがそれでも素敵な景観です。
通りがかった住民の方に訊いたところ、今年は特に開花が早かったらしいです。
例年ならばまだぎりぎり見れる時期だったみたいですね。
来年は絶対シーズン中に来よう!
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あいにくの雨でしたが、内容の濃い一日でした。
次のサーキットまでにやることは山ほどあるし、少しずつ課題をこなしていこうと思います。
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※写真はあぐりステーションなぐら
12:57 | vehicle:SKYLINE 350GT-8 | comments(6) | trackbacks(0)
【GT】グレート・トラバース2016:その5
続き。

池田牧場で解散し、八風街道をひたすら走って名古屋を目指します。
とりあえず大きなトラブルはなかったけど、まだまだ安心して飛ばせる状態じゃないのは良く分かりました。
完全復活には時間がかかりそうです。
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GTさんが「いつも先頭でカメラに映ってないことが多いから、たまには撮ってよ!」とおっしゃるので、帰路ではGTさんの後ろにぴったりついてバシバシ撮ります(笑)。
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動画もかっこいいGTさんがいっぱい映ってるぜ!とGTさんに見せてあげたかったのですが、メーターケーブルが邪魔で微妙な感じです。
ごめんwww
つかメーターケーブルの取り回しをなんとかするか、反対側にカメラ付けないと見づらいったらありゃしないですね。



手持ちのカメラはばっちりです☆
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いわちゃんの綺麗なリーンウイズ。
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復路では二之瀬越は使わず、素直に堤防沿いに出るコース。
あー、もうそろそろ終わりですねえ・・・。
この時間・・・つらたん・・・
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堤防沿い、GTさん撮影の素敵な1枚。
1台だけ、SDRみたいなシルエットのが混じってますが気にしない。
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※写真提供:GTさま

最後の休憩ポイントのコンビニ。
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ここでもGT号を撮っておきましょう(笑)。
意外とエスパーダとのツーショットもなかったかもしれない。
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エスパーダに跨るかんちさん。
「こりゃ腹がつかえて無理だわー!」

・・・痩せましょう。
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※写真提供:GTさま

そう言えば、かんちさんとは今回でようやく色々おしゃべり出来たのですが、なんでも昔、トライアルをやられていたそうです。
二之瀬越付近の林道も詳しく、よく走っていらしたそう。
思えば、桜淵の時もそれぞれのライダーのライディングについて的確に分析されていたし、ご自身もとても安定した走りだったので、とても納得してしまいました。
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※写真提供:GTさま

最後に1枚。
なんかこういう構図の写真、色んな人といっぱい撮ってもらってるような気がするなあ(笑)。
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※写真提供:GTさま

企画・先導をしてくれたGTさま、そして一緒に走ってくれた皆様、お疲れさまでした。
See you!
02:11 | vehicle:GS125E | comments(4) | trackbacks(0)
【GT】グレート・トラバース2016:その4
続き。

ようやく落ち着いたので、改めて関西メンバーの皆さんのGNをご紹介。
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kuraさんのGN125H。
ややスポーツ寄りの、わりとスタンダードなカスタム車両。
なんとなくびわ吉さんを思い出すなあ。
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らすかるさんのGN125-2F。
エスパーダと同じバックステップが付いています。
これがポン付け出来るのは、2F最大の利点ですよね(違
フォーク突き出し+セパハンは逆に2Fでは危険なところですが、きれいにまとめてありました。
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乗り比べタイム♪
みんなで、らすかるさんの2Fとエスパーダを交互に跨り体験です(笑)。
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※写真提供:GTさま

このお方も初対面、ロブソンさん。
長身のイケメンさんでした!(*´Д`)ハァハァ
てかGN小っさ!!
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やまちゃん(左)とハゲヒロさん。
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そういやGTさんは入り口のニワトリしか動物はいないとおっしゃっていましたが、ここへ来てカモ発見!
(いや別に珍しくもなんともないだろ
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で、まあ、その牧場と呼ぶには厳しすぎるこの牧場、いったい何がウリかと言うと・・・
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こちらです!
ジェラートショップ香想さん。
靴を脱いで入るという一風変わったお店です。
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そして見よ、このラインナップ!
巷ではなかなかお目にかかれないジェラートがいくつかありますね。
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食通のGTさんがオススメするお店なので、かなり期待しちゃいます。
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仲睦まじい、かんちさんと奥様。
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ぼくはと言うと、悩んだ挙句「抹茶+黒豆きなこ」というとっても渋い和風トッピングにしてみました♪
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でね、これが大当たりでして!
組み合わせもさすがJUN様って感じで大正解ではあったのですが()、それぞれの内容もとてもハイレベルで美味しかったです!
特に黒豆きなこは黒豆が良いアクセントになっていて、癖になりそうでしたね。
それと途中で気づいたんですが、意外にも少し前に食べたピスタチオのジェラートに似た印象を受けました。

くつろいでいる皆様をパシャリ☆
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こちらはミニミニさんからの差し入れ!
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原Gさんから個人的に差し入れ!(違
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GoProに使える原Gさんカスタムマウントでした。
吸盤3つで取り付け出来、カメラの向きを変えられるという優れもの!
うわー、ありがとうございます!
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つづく。
12:41 | vehicle:GS125E | comments(2) | trackbacks(0)
【GT】グレート・トラバース2016:その3
続き。

二之瀬越から南下していなべ方面、421号に沿って西へ走ります。
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この道は八風街道と呼ばれ、並行する鈴鹿スカイラインとは比べるべくもなく、穏やかな道です。
大半がトンネルであることもありますが、これなら山道が苦手な方でもお手軽に鈴鹿山脈を越えることが出来そうです。
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と言うわけで難なく道の駅 永源寺清流の里に到着。
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名物(?)のダムカレーにめちゃくちゃ惹かれましたが、お店はかなり混雑している様子。
始めはそのお店の列に並んでいましたが、その様子を見かねてか、かんちさんが手を引いてお隣のお店に誘導してくれました。
ちょっと強引なとこがキュンとしちゃうぜ、かんちさん!
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こちらがそのお店。
こっちはこっちでなかなかそそるメニューですぞ。
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近江牛カレーを頼んでみました!
ダムカレーを食べる気満々だったので、もうこれ以外考えられなかったのです(笑)。
牛肉はトロトロ、チーズとの相性も抜群でめっちゃ気に入りました♪
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しかし、列に並ぶことはなかったものの、注文してから出てくるまでが非常に長く、さらに食べるのが超絶遅いぼくは、お店から出てくるまでに相当な時間の浪費を強いられることになるのでした。

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で、ようやく外に出てみると、おおっ!GNが増えてるー!
関西メンバーさんとの合流です。
初めてお会いする方ばかり!
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※写真提供:GTさま

あまりに出てくるのが遅かったので、すぐ出発となり、ぼくはと言うと、せいぜいGoProをリアに付け直すくらいの時間しか残されていませんでした。
この位置、やってみたかったんだよねー。←テストしていません
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永源寺ダム湖の脇を駆け抜けます。
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GoProの方はどうでしょうか・・・?
後ろ向きなのでめちゃくちゃ気になります。
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結論から言うと・・・
取り付け場所が(やっぱり)悪かったですね。
ナンバー灯の上を土台にしているので、めっちゃブレてます。
しかも最悪なことに、走行中横向きに倒れてしまいました。
これは、ジョイントを2つ使ったことによるもので、振動とジョイントの高さで最後までもたなかったようです。
GoProがいかに軽かろうと、やはりジョイントは1つで抑えておくべきでしょう。


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関西メンバーのお一人、kuraさん。
ベテラン!って感じ。
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こっちも撮られてました(笑)。
ありがとうございます。
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※写真提供:kuraさん

気のせいかいつも工事中な永源寺ダム湖の様子。
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そしてダム湖からほんの少し逸れた場所に、ありました。
ゴール地点、池田牧場です。
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すごい数のGN系バイクたち。
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で、肝心の牧場の様子ですが・・・
牧場らしくウコッケイさんとニワトリさんが迎えてくれました。
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ニワトリさんと戯れるまっちゃん。
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GTさん「言っとくけど、この牧場で動物はこれだけだからね」
JUN「えっ」
GTさん「この牧場で動物はこれだけ」
JUN「」

マジ!?

つづく。
00:39 | vehicle:GS125E | comments(6) | trackbacks(0)
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