11月に入ってから随分と気温が低くなり、ムシたちの冬支度を始めました。
夏は部屋まるごとエアコンかけっぱなしで管理していますが、冬は各棚にヒーターを仕込んでの管理です。
夏のエアコン管理はものすごくお金がかかると思われがちですが、実際はそれほどでもありません。
省エネモード+27度ぐらいの設定にすると、月々数千円程度です。
飼育数を考えると、1頭あたりの費用は微々たるもの。
それよりも、冬場です。
意外にも、冷房よりも暖房の方がはるかに値がはります。
そこで各棚にヒーターを設置しての管理となります。
当然のことながら、棚に収まらないと飼育できませんので、ぼくの場合晩夏〜秋にかけて大幅に飼育数を減らします。大抵、夏場に組んだ産卵セットを解除し、割り出した幼虫たちを販売に回すことで適正な数になります。
ただそれでも、収納の仕方には毎年悩まされますねー。
著しく収納方法に制限が加わりますので、鑑賞という点では夏場よりもクオリティー低くなります。
そんなこんなで今年はこんな感じ。
メインの棚A上段
ガラス戸付き本棚にファンヒーターを投入。一般的な温室だといかにも「ムシ飼ってます!」的な感じになっちゃうんで、こういう普通の棚を好んで利用しています。
ファンヒーターはホームセンターとかで売ってるミニファンヒーターで、1500円くらいのもの。サーモ付きで、ファンヒーター付近はだいたい27度くらい、遠いところで23度くらいをキープしてくれます。
なので、ヒーター周りに産卵セット、遠くに成虫を置いてます。右上はまだ弱い弱齢幼虫。
棚A下段
棚B
こちらは背が低いので、非鑑賞用の棚。
やはりヒーター周りに産卵セット、遠くに作りおきの菌糸プリンカップと3齢幼虫。
棚Bの奥
奥はかなり温度が低い(20度くらい?)ので、成虫メスたち。メスは鑑賞に向かないので、奥にしまっちゃいます。放置しがちになるので、ちょくちょく見てやることを忘れないようにしてます。
棚Bの上
こちらは常温で冬眠組。オオクワとかノコギリとか国産の連中に加えてタイワンオオたち。
棚C
ヒーターはファンヒーターではなく「ぴたり適温」などのパネルヒーターを使っています。パネルヒーターは場所を取らないのが最大の利点ですが、大きな棚や産卵セットなどのそこそこ高い温度を維持するのには不向きです。微妙な温度設定もできません。それと、実はあまり経済的ではないですね。
この棚はお気に入りかつ、低温に強い種で固めています。アンタエウス、ニジイロ、ディディエールなどです。鑑賞にももってこいの連中です。
全体図
普通の飼育者の部屋に比べてすっきりしている・・・はずw
冬の管理に悩んでいる方の参考になれば幸いです☆
夏は部屋まるごとエアコンかけっぱなしで管理していますが、冬は各棚にヒーターを仕込んでの管理です。
夏のエアコン管理はものすごくお金がかかると思われがちですが、実際はそれほどでもありません。
省エネモード+27度ぐらいの設定にすると、月々数千円程度です。
飼育数を考えると、1頭あたりの費用は微々たるもの。
それよりも、冬場です。
意外にも、冷房よりも暖房の方がはるかに値がはります。
そこで各棚にヒーターを設置しての管理となります。
当然のことながら、棚に収まらないと飼育できませんので、ぼくの場合晩夏〜秋にかけて大幅に飼育数を減らします。大抵、夏場に組んだ産卵セットを解除し、割り出した幼虫たちを販売に回すことで適正な数になります。
ただそれでも、収納の仕方には毎年悩まされますねー。
著しく収納方法に制限が加わりますので、鑑賞という点では夏場よりもクオリティー低くなります。
そんなこんなで今年はこんな感じ。
メインの棚A上段
ガラス戸付き本棚にファンヒーターを投入。一般的な温室だといかにも「ムシ飼ってます!」的な感じになっちゃうんで、こういう普通の棚を好んで利用しています。
ファンヒーターはホームセンターとかで売ってるミニファンヒーターで、1500円くらいのもの。サーモ付きで、ファンヒーター付近はだいたい27度くらい、遠いところで23度くらいをキープしてくれます。
なので、ヒーター周りに産卵セット、遠くに成虫を置いてます。右上はまだ弱い弱齢幼虫。
棚A下段
棚B
こちらは背が低いので、非鑑賞用の棚。
やはりヒーター周りに産卵セット、遠くに作りおきの菌糸プリンカップと3齢幼虫。
棚Bの奥
奥はかなり温度が低い(20度くらい?)ので、成虫メスたち。メスは鑑賞に向かないので、奥にしまっちゃいます。放置しがちになるので、ちょくちょく見てやることを忘れないようにしてます。
棚Bの上
こちらは常温で冬眠組。オオクワとかノコギリとか国産の連中に加えてタイワンオオたち。
棚C
ヒーターはファンヒーターではなく「ぴたり適温」などのパネルヒーターを使っています。パネルヒーターは場所を取らないのが最大の利点ですが、大きな棚や産卵セットなどのそこそこ高い温度を維持するのには不向きです。微妙な温度設定もできません。それと、実はあまり経済的ではないですね。
この棚はお気に入りかつ、低温に強い種で固めています。アンタエウス、ニジイロ、ディディエールなどです。鑑賞にももってこいの連中です。
全体図
普通の飼育者の部屋に比べてすっきりしている・・・はずw
冬の管理に悩んでいる方の参考になれば幸いです☆
2009.11.28 Saturday