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国産コクワガタ:その2
取り出した幼虫をそのままにしていたので、そろそろちゃんとした餌と容器に移し替えます。
月夜のきのこさんから荷物が届きました。


内容は菌糸ブロック3個とプリンカップ、それにPPクリアボトル10個です。
月夜のきのこさんは安価でとても安定した品質のラインナップを揃えているので、いつも重宝しています。


これらの材料で菌糸ビンと菌糸プリンカップを作るのですが、そもそも市販の菌糸ビンを使わず、手詰めすることにどんな意味があるのでしょうか?
大きく分けて3点、メリットがあります。
まず、好きな容器に詰めることが出来る、というメリット。
工夫次第で色々な容器に詰めることが出来るので、何らかのテーマを持って飼育したい方には良いでしょう。
ぼくもかつては色々やっていましたが、今ではシンプルに同じ容器をずらっと並べる方が美しいし機能的だと思っていますので、スタンダードなPPボトルに詰めています。
次に添加剤を入れることが出来る、というメリットがあります。
今回はそこまでやる気はないので、添加剤は入れていません。
最後に、コストパフォーマンスに優れている、という大きなメリット。
初期投資でどうしてもボトル(ビン)代がかかりますけどね。

さて、作業開始です。
まずは菌糸ブロックを袋から取り出します。これ1個で3500ccに相当します。


菌糸の回っている白い部分を削り取ります。
特に鋭利な刃物である必要はないので、ぼくは百均のパン切り包丁を愛用。


ここからブロックを拳大にカットし、金網の上で細かく砕いていきます。
金網も百均のバーベキュー用のものを長年使用。


菌糸の塊や粗めの木屑が残りますので、これは捨てます。


ボトルに詰め替えます。
ボトルを始め、道具類をアルコール消毒される方も多いですが、ぼくは水洗いのみで済ませています。
ぼくの経験では、このことが原因でカビが発生したり、菌糸が腐敗したりということは一度もありませんので・・・。


ボトルいっぱいにざっくりと菌床を入れます。


菌床をガチガチに詰めていきます。
むしろここが甘いとカビが発生しやすいように感じますね。
消毒よりこっちのが重要かと。


このやり方でだいたい1/3くらいずつ詰めていくことになります。
あまり上の方まで詰めるのも良くないので、いつもこれくらいを目安にしています。
これで800ccボトルに対して650ccくらいです。


上部の壁面もしっかり固めます。


最後にドライバーで中心に穴を開けます。
こうすることで幼虫の投入が容易くなり、また菌糸の回りも早くなりますので、美味しい技です。


同じようにプリンカップも詰め、針で通気孔を開けておきます。
プリンカップは積み重ねて保管することが多いので、このように外周に沿って穴を開けておくと、積み重ねても幼虫が窒息するリスクを減らすことが出来ます。


最終的にブロック3個で800ccボトル10個+200ccプリンカップ25個が出来上がりました。
このブロックは1個525円ですので、菌糸ビン1個あたりなんと105円(ボトル代除く)、プリンカップ1個あたり21円と、実はマットより遥かに安いんですよね。
菌糸飼育のコストが高いと思っている方は、この機会に検討してみるのも良いと思います。


仕込んだ菌糸ビンを逆さにして、飼育棚で菌糸が回るのを待ちます。
逆さにするのはガス抜きのためです。
また、この時期常温で菌糸を回すのはかなり厳しいと思いますので、このようにミニファンヒーター(サーモ付き)等を使っています。
25度くらいを維持していれば数日で完成です。


続く!
20:49 | stagbeetles | comments(0) | trackbacks(0)
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