ひなビタ絵続き。
めうめうをペン入れからの彩色という、今までと違った方法(一般的にはごく普通の方法)でやりきったことにより、原作寄りの作風でバイクを組み合わせても問題がないことが証明されました。
そう、ここでそのまま、まり花ちゃんに取り掛かれば良かったのです。
しかし、ひなビタキャラ×メカという意外なマッチングに魅せられてしまったぼくは、なんと、ひなビタメンバー全員を描くことに決めてしまったのであります。
それも全キャラにバイクもしくはクルマを合わせるという題材で、です。
そんなわけで二人目は霜月凛さんになりました。
今回はバイクではなく、クルマ=スカイラインGT-R(R32)との組み合わせ。
何故R32にしたのか、未だに自分でもよく分かりません。
「なんとなく似合いそう」というだけのことだった気がしますが、結果で見れば良い判断でした。
ラフ→下書きからのペン入れ。
相変わらずここまでが苦行(笑)。
線画→レイヤーで色分けして彩色。
影の彩色。
りんりん先生・R32共に黒なので、それぞれの質感が出るよう、塗り分けには注意を払いました。
その中でも今回は特に、髪の塗りに時間を割いています。
1)大まかな陰影を付ける。
2)細かく描き込み。
3)ハイライトの描き込み。
4)透け感の表現。
4に関しては新たにレイヤーを作り、肌に重なっている箇所(前髪・耳付近)のみ彩色して、透明度を任意の数字まで下げていく、という手法で行いました。
毛先の表現は、それとはまた別の方法です。
幸い今回は塗り分けのために各パーツをレイヤーで管理しているため、まずは髪の毛レイヤーを複製。
透明部分の保護にチェックを入れたら「描画色→透明」のグラデーションで塗りつぶします。
このレイヤーを下にした状態で、コピーしたレイヤーを「下のレイヤーとグループ化」します。
他の箇所はいつもどおり塗って、完成!
R32の持つストイックでややノスタルジックな雰囲気がりんりん先生のキャラクターと被って、とても良い雰囲気を出していると思います!
ええ、自画自賛です!(笑)
3人目につづく!