続き。
一枚岩からそのまま県道38号で、古座川沿いに東へ。
この間にも現われる、奇岩に次ぐ奇岩!
どうなってんだここ。
古座川はゆるく南へ進路を変え、そのまま海に出ました。
和歌山は本当に海と山の距離が近い、特殊な地形ですね。
そして海岸線を走っていると、見えてきました!
遠目にも異様な光景と一目で分かります。
全然知らなかったのですが、「本州最南端」の道の駅 くしもと橋杭岩に到着です!
もちろんお目当ては道の駅の名前にもなっている・・・
橋杭岩!!
すっげー!
巨大な奇岩群が海に向かって、約850mに渡り一直線に並んでいます。
太古の火成活動により作り出されたものだと分かっていても、実際にこの目で見ると、何らかの大いなる意志が生み出したとしか思えてなりません。
伝説では、弘法大師が天の邪鬼と串本から沖合いの島まで、どちらが早く橋をかけることが出来るか勝負をした跡と言われています。
そりゃそっちを信じちゃうよねー。
道の駅できんかんソフトを堪能(めちゃ美味しかった!)して、再び走り出します。
もと来た道へ進路を向けると再び奇岩!
そろそろ目的地かな?と思っていたろころに、いきなり出現!
え?こんな道のど真ん中に!?
高さ60mの巨大な奇岩、高池の虫喰岩です。
こういうのって普通、公園とか周りに柵を設置して近くまで来れないようにするものだと思うのですが、このようにバイクでも至近距離まで近づくことが出来ます。
特に観光名所として賑わっている感じもないので、ぼくが思うほど心配は要らないのかもしれません。
ですがJUN的には、その迫力と狂気すら感じる造形美にかなりの衝撃を受けました。
それくらいにすごい場所だと思うので、もう少し丁寧に保管してあげた方が良いと思うんだけどなあ・・・。
まあ、おかげで簡単にエスパーダとツーショットが撮れましたけど(笑)。
足元に祠があるくらいに、住民にとっては当たり前の存在といった印象ですね。
それにしても美しい・・・。
北東に進路を取り、この旅始まって何度目かの国道42号。
紀伊半島を折り返します。
那智川に沿ってまたも山へ。
ワインディングを楽しみながら、この日最後の目的地へと向かいます。
つづく!