続き。
白崎海洋公園からは、国道42号を海沿いに走って南下。
消える飛行機雲〜♪
で有名な御坊市を訪れてみたかったものの、それだけで相当な時間を浪費してしまうので今回はスルー。
それとこの旅全体に言えることですが、急遽ルートを変更したため、実はその詳細を把握しきれていません。
なので、ざっくりこのまま田舎道を走るものだと思っていたのですが・・・
紀勢自動車道、田辺インター付近。
立派できれいな幹線道路に変わりました。
国道42号のこの辺りはバイパスになっており、同じ道でもこれまでとは随分異なる印象を受けます。
あと、本当は千畳敷とかも見たかったんですよねー。
しかしこちらも遠回りになってしまうので、スルーしました。
再び海岸線に戻ります。
思わず足を止め見入ってしまったのが、こちらの景色。
規模は違えど、いつぞやに宮崎で見た「鬼の洗濯板」によく似ています!
最初、間違って千畳敷付近に来てしまったのかと思いましたが、そうではありませんでした。
景勝地でも何でもないただの海岸のようです。
こんな場所が宮崎以外にもあるんだなあ、と思うと同時に「この程度では観光地になりゃしねえ」と言わんばかりに名づけられることすらない、この和歌山という土地の特殊性に恐れ戦くばかりでございます。
そう言えば今日は何も食べていなかったので「道の駅 椿花の湯」で昼食を摂ることにします。
こちら小さな道の駅で、ぼくが訪れた時は老夫婦?2人で営んでおりました。
もの珍しさで頼んだ和歌山ラーメンは・・・うーん、普通(笑)。
南部梅林でも有名な紀州の梅!
これはお土産に買っていきましょう♪
美味しくて大好きなんですよー。
再び海岸線をひた走った後・・・
一旦、海岸とお別れして県道39号(串本古座川線)で北上。
ちょっとしたワインディングを登っていきます。
古座川沿いに走っていくと見えてきた巨岩。
異様な風貌、大きさ、ともに目を引きます。
後に調べてみたところ、天柱岩と言うそうです。
このような巨岩に「たまたま」出会えてしまうのが和歌山。
目的地付近。
満開とはいかないものの、きれいな桜並木がお出迎えしてくれました。
「古座川の一枚岩」に到着です!
え、ただの山でしょ?って?
違います!名前のとおりこれ全部、1枚の巨大な岩なのです!
全長800mに及ぶ巨大な姿は、もちろん日本最大級。
古座川弧状岩脈のほんの一部であり、地表に見えていない部分は実に20km以上にも及ぶとされています。
このような所謂「パワースポット」を訪れるといつも思うのですが、そのパワーを分けてもらうなんてとんでもないです。
むしろ圧倒されて矮小な己を認識し、謙虚な気持ちになるんですよね。
皆さんはそういうのないですかね・・・?
ない?
もらう方?
・・・まあなんでもいいや。
('A`)
つづく。