続き。
後半、出迎えてくれる高札場と水車小屋。
一般的な宿場町跡と異なり、馬篭と共に傾斜のある土地に築かれた妻籠は、こういった表情の変化がとても面白いのです。
かつて鯉が天を仰ぐ姿をしていたと伝えられる巨大な「鯉岩」。
明治時代、濃飛大地震で大きく形が変わってしまったそうです・・・惜しい。
この辺りで妻籠宿は終点です。
来た道を引き返しつつ、往きとはまた異なって見える風景を堪能しましょう。
こんなところにまで、豊川稲荷さんは出張されてたんですね(笑)。
妻籠を後にする前に、なんとなく寄ってみたこちらのお店ですが・・・
おー!これは擦り減った郡上おどりの下駄!
ここまで擦り減っていると言うことは、相当郡上おどりに通った方に違いありません。
やっぱりね(笑)。
こっちもすごい。
こんなものまで。
店主の趣味(?)に圧倒されましたが、目的はこっちです。
五平餅。
信州味噌を使ってるっぽい?
三河のそれとも、奈良井宿のそれとも微妙に違うんですね。
あと白いコンニャクは初めて見ました。
妻籠を出て、最後に立ち寄ったのは男滝・女滝。
妻籠から馬篭に抜ける峠道は今なお険しく、当時の旅人はどんな気持ちでこの滝を訪れたのか、色々考えてしまいますね。
荒々しい男滝。
写真で見るよりずっと迫力があり、すごい水しぶきが飛んできます。
こっちが女滝。
きれいです。
峠を越え、馬篭を抜けた辺りの風景。
午前中の雨のせいで遅い出発でしたが、なんとか暗くなる前に帰宅することが出来ました。
走行距離約270kmの小さなツーリングにしては、なかなかに満足。
今回のこのコース、名古屋及びその周辺の方にオススメ致します♪
おしまい。