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彷徨のシュレディンガー:39 フロントフェンダー編その6
フロントフェンダー製作、まだ続いています(笑)。
パテ盛りと削りを繰り返し、徐々に形を出していきます。
わりと大きめのパーツなので、とにかく狙ったラインを外さないように、注意していきましょう。

ヤスリで大まかに削り。


平らな部分はしっかりと平らになるように。




曲線部分を耐水ペーパーで。
ラインが狂っている箇所はまたパテ埋めし、削って整えます。


サイドの溝は不要と判断して埋めました。


作業をひたすら繰り返し、ほぼ形になった右サイド。


そろそろ左サイドも作り始めます。
製作過程は右とまったく同じ。
ですが、右を見本として作っていけば良いので、作業効率はかなり良いです。




反面、「同じになるように」しなければならないので、そこら辺は気を遣います。


まだまだつづく。

('A`)
00:22 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(0) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:38 フロントフェンダー編その5
続き。

パテ盛りを始めたところで、選択を迫られました。


幅を広げたために、面というかラインの変更をせざるを得なくなったのです。
解決策の第1案としては、このように今の延長で盛っていくパターン。
この場合、基本的なデザインは変わりませんが、やや不自然な気がします。


第2案は、以下のように新たな面を作りそれに伴ったラインを新規作成するパターンです。
大変ではありますが、こちらの方がより自然なデザインになる気がします。


と言うわけで2案に則り、パテ盛り再開。
最初に新たなキャラクターラインを作成するため、プラ板で面を作ります。


この部分を基準にパテ盛りしていきます。


正面から。


乾燥後、削り、また盛り盛り。


後方から。


これを繰り返して理想の形に近づけていきます。


この際、一番重要なのは完成後の形を明確なビジョンとして持ち、最後までそれに沿って作業していくことでしょう。
地味な作業ですが、個人的には大好きな工程です(笑)。
ただ記事としてはまったく面白くないので、またある程度進んでからうpしていきたいと思います。

つづく。
19:44 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(4) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:37 フロントフェンダー編その4
続き。

後ろ側を固定する際、干渉する部分をカット。


右側はブレーキホースのサポートが共締めされているので、左側とはやや異なる位置で固定。
こちらも干渉箇所をカット。


全体を確認。
これで基礎部分は出来ました。


続いて、フェンダーを外し、一旦バラしてからボルトをネジロックを使って本締めしてきます。
樹脂への負担を考えてワッシャーは必ずかましておきます。




ちなみに、微調整を繰り返したので、ボルト穴がひどい状態でした。
ズレてこないよう、エポキシパテで埋め埋め。


いよいよフェンダーの隙間を埋めていきます。
ボルト頭の高さに合わせてエポパテで下駄を作り、その上からプラ板を載せていきます。
ボルトはそのまま埋め込んでしまいます。


曲面を描いている部分はプラ板1枚で処理せず、何枚かを貼りあわせていきます。


厚み、ラインともにかなり変更しなければなりません。
前から見た図。


後ろから。


土台が出来たところで、ポリパテを盛っていきます。


つづく。
20:28 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(0) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:36 フロントフェンダー編その3
続き。

分割したフェンダーをステーで連結させます。
アングル、穴開けする位置などかなり手探りで行わなければなりません。


仮留め完了。


載せてみる。
うーん・・・ちょっとズレてるなあ・・・修正。


よし、こんなもんでしょ!
・・・と思ったらタイヤとのクリアランスがなさすぎです(涙
修正を繰り返してベストの位置を出します。


現状では前側左右1箇所ずつで留まっているだけなので、後ろ側も固定出来るようにすべく、再びサポートを加工します。
アングルステーにクリップナット。


サポート本体も若干修正した後、取り付け。


フロントフォークに取り付け。


単純に固定するだけなら、もっと単純で良い方法があるとは思いますが、サポート本体は固定したまま、フェンダーをボルトONのみで取り付け・取り外しが出来るようにしたかったので、敢えてこのような方法を取っています。
裏側からレンチでナットを掴みつつ・・・なんてのは出来ればやりたくない作業ですからね。
狭い場所だけに。

まだまだ続きそうです・・・。

つづく。
19:24 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(0) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:35 フロントフェンダー編その2
続き。

フェンダーの取り付けはコマロ純正の位置にサポートをかまし、そこへの取り付けを行うことにしました。
ボルト留めする箇所は前側=メガリフェンダー純正の箇所1箇所、それと後方に1箇所、新規作成とします。

サポート作成。
ホムセンステーにクリップナットを取り付けておきます。
クリップナット単体では心許ないので、補助に1箇所ボルト留め。


さらにステーを組みます。


コマロ本体に取り付けます。
純正固定位置を利用しフロントフォークを迂回、側面にナットがくるようにしました。


フェンダーを取り付けるとこんな感じ。


上から。


フロントフォークと並行したラインで取り付けたかったので、どうしてもこのように若干隙間が出来てしまっています。
これを良しとするかそれとも修正するか・・・微妙なとこですけどね。


サポート左右取り付け。


フェンダー中央を置いて確認してみると、やはりかなり隙間があるようです。


で、まずはフェンダー全体を仮組みしようと思ったところ、なにやら白いものが・・・


たしかに寒いとは思ってましたが、まさかの雪・・・。


こりゃいかんってことで今日はここまで。
フェンダーひとつでけっこう時間かかっちゃってます。


つづく。
17:31 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(5) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:34 フロントフェンダー編その1
そろそろタンクの加工に移りたいところなのですが、そのために必要なパーツが未だ入手出来ずにいるので、それまでの間、お気楽に手が付けられそうなとこをやっちゃおうと思います。
ちょっと前からチラ見えしてるのでもうバレバレですが、ロケパンさんに発注してもらったメガリ250R用のフロントフェンダーです。


なかなか複雑な形をしています。
別にメガリでなくても良かったのですが、デザインが好みだったこと、それと現物のあるロケパンさんで直接確認し発注出来ること、更には新品なのに中華製で安いことが決め手となりました。
そんなメガリのフェンダー、マローダー125(以下コマロ)純正と比べるとこんな感じです。




すごいですね(笑)。
全然大きさが違います。
とは言え、もともと樹脂製で軽いパーツですし、これを付けるためにステー等を使うことを考えると、軽量化という点では意味はなさそうです。
でもいいのさ!
かっこいいから!

では実際にシュレディンガーに付くのかどうか、載せてみました。
ロケパンさんで現物を採寸させてもらっていたので、そこそこ近いサイズのはずです。


おー!


いいじゃんいいじゃん!
全体を見てもバランスは悪くないし、まさか無加工でいけそう?




ま、そんなわけはないですよね(笑)。
実際にはフォーク間の距離がメガリよりコマロの方が広く、フロントフォークがぴったりとフィットしません。
それと何より取り付け方法が問題です。
コマロはGNやGSと同じく、フェンダー裏側からボルトオンするタイプですが、メガリはフェンダー表側から2箇所、留めるようになっています。
もちろん位置もまったく異なります。

とにもかくにも、まずは幅をなんとかしましょう。
と言うわけで、いつものようにぶった切ります。


3枚に下ろしました。
この状態でサイドのパーツだけを取り付け予定箇所にあてがってみます。


赤丸の部分がメガリのフェンダー固定穴です。
コマロの取り付け箇所からステーを延ばしてやればいけるかな・・・?

センター部分を載せてみます。


ちょうどこの長さが足りていませんね。
なんとか延長してやりたいところです。
ついでに前側が少し長い気がしたので、いくらかカットしました。


これくらいの方が、ストファイとしてはややヤンチャな雰囲気が出て良いかな?と言う判断です。
断面を仕上げておきます。
隠れる部分なので適当に。




こっちは見えるところなので、丁寧に(笑)。


つづく。
18:57 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(5) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:33 イグニッションコイル編その3
続き。

あれから、ランチボックスよりやや大きめの箱を求めて、百均からホームセンターまで色々と探していたのですが、なかなかぴったりのものは発見出来ませんでした。
材質さえ気にしなければ、タッパー系でいけそうなものがたくさんありましたが、塗装が厳しい上に熱が不安です。
そこで、ぴったりサイズがないならぴったりサイズに加工出来そうなものを選べばいいじゃん!ってことで、こちらを購入してみました。

■LIFELEX 蓋付アルミ容器


たぶんランチボックスや食材保管用途のものかと思います。
やや大きめですが、アルミ素材というところがイイ!
加工しやすく、熱で変形することもないでしょう。

そうと決まればバッサリ行きます!
適当なところでカット。


色々加工。


下側は下側でこんな感じに加工。
アルミは良いですね♪切る、開ける、曲げるが超簡単。


いつものプライマー→塗装。


下側のパーツを無理矢理押し込んでボルト留めします。
これで求めていた大きさになりました。


アルミはこういう無理が効くところが最高です(笑)。


それからクリップナットを取り付け。


こちらはやや厚みのあるアルミ板から加工した蓋となるパーツ。


ベースと取り付けステー、そして蓋パーツをまとめて共締め。


イグニッションコイル取り付け。


アルミ容器を被せ、蓋でボルトオン。


完成!


違和感なく収まっているし、何より良いエクステリアになってます☆


重くならないことを前提に、質量感と言うか塊感を出すのがシュレディンガーのテーマの1つですが、そう言った意味でも成功したかな?と思います。


これからも削るとこは削り、めりはりの効いたデザインを心がけていきます!
19:22 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(2) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:32 イグニッションコイル編その2

続き。

前回作ったパーツを、所定の場所で共締めして固定します。


いい感じ♪
収まりも悪くなく、主張しすぎない存在に好感が持てます。

イグニッションコイルを固定します。
固定には、純正で使われていたカラーよりもやや長い足を硬めのゴムパーツから作り、挿入してみました。




それと、せっかくなのでここでいつものパワーケーブルに交換しておきます。
コイルの位置が変わったので、アングルを多めにとってあるこちらをチョイス。


色はシュレディンガーに合うものがラインナップになかったので、無難に黒にしました。
それからついでに、パワーケーブルにステンメッシュを通してドレスアップ。
実際には殆どがシュラウドに隠れてしまうと思われますが、チラ見せ路線でもなかなかよろしいかと(笑)。


接続!


うーん・・・
これまた予定外・・・ちょうどケーブルの出口にオイルクーラーのバンジョーボルトが当たっています・・・。


このままでも走ってくれそうですが、無理に逃しているので角度が付いてしまい、やはり心配です。
ってことで・・・

やり直し!

つづく。
00:23 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(0) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:31 イグニッションコイル編その1

ちょっと前の話になりますが、シュレディンガー用に発注しておいたパーツが、ロケットパンチ39さんに届いておりました。
相変わらず笑顔が素敵なこやっぴー店長(笑)。


ロケパンさんではバイクを買ったことはおろか、バイクのお世話をしてもらっているわけではないにも関わらず、いつも温かく迎えてくれます。
しかも今回は買ったバイクでもなく、そのバイクのパーツですらないものを発注しておりますので、ひたすらに頭が下がるばかりです・・・。
購入したのはメガリ250R用のこちら。


詳細はまたいずれ。
こやっぴー店長と「今回のバイクは黒×ピンクでいきたいんですよねえ」なんて話していたら、じゃあうちのステッカー持っていきなよ!ととんでもない数のステッカーを頂いてしまいました。


ぎゃー!!www
めっちゃ嬉しい!事実、ロケパンさんのステッカーはシュレディンガーにいっぱい貼ろうと思ってました。
けどこの枚数で計算したら、買ったパーツと同じくらいの値段になるんじゃあ・・・。
こやっぴー店長、いくらなんでも商売っ気なさすぎです。
せめていっぱい貼ったり、みんなに貼ってもらったりして、ロケパンさんを応援させて頂きますね!
マジでありがとうございます。

さて、話はシュレディンガーに戻ります。

フレームも出来たことなので、実際にタンクを載せ、エンジンの始動まで漕ぎ着けたいところです。
その準備として今回は、先回取っ払ってしまったイグニッションコイルの移設を行いたいと思います。
移設先はズバリここ!


オイルクーラーのステーと元ホーンが留まっていたネジ穴で共締めです。
しかしここに移設するには、土台となるブラケット以外に、雨風を防げるカバーが必須となります。
そこで百均でこんなのを見つけてきました。


ランチボックス好きだなあ、オレ(笑)。
内容はプラの蓋と、ゴム系樹脂の中蓋、それに柔らかい樹脂の底部分です。
一番上の蓋にはロックするための蝶番状の部分が付いていますが、恐らくバイクに使うと雨や振動、紫外線によってすぐ劣化すると思うので、便利ですがこれは使わない方が良いでしょう。

それとベース用にいつものホムセンステーを購入。
イグニッションコイル以外にも付けたいものがあるので、後で取り付け出来るよう、両端を曲げます。


穴開けを始め加工後、プライマー→塗装。


前述のとおり、蓋のジョイント部分はカットして塗装。




中蓋は本当は必要ないのですが、これがないと上手く蓋がはまらないようなので、くり抜きました。


底部分は、フレームと干渉する箇所をカット。


蓋のジョイントパーツをカットしてしまったので、ボルトオンで蓋を固定するためにクリップナットを挿入しておきます。


中蓋(の枠)を接着剤で固定。
24時間かかるらしいので、仮留めした状態で作業を進めます。


底パーツとステーを組み立てます。




つづく。
17:57 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(0) | trackbacks(0)
彷徨のシュレディンガー:30 フレーム編その5
最後のサブフレームC=シートレールの製作、取り付けです。
言うまでもなく、ここはライダーの体重を支え、荷重移動の際には大きな力が加わりますので、頑丈に作らねばならない箇所です。
そこから考えるに材質は鉄以外考えられないわけですが、そうなるとどうやって加工するべきかとても悩みました。
ここは溶接(依頼)かな・・・?と半ば諦めかけていた時、ふと思いつきました。

GSかGNのトルクロッドが使えないだろうか・・・?

まあ、そんな都合よくフィットするわけもないですが、とりあえずあてがってみましょう。
ポン付けとは言わずともある程度の加工で付くなら、めっけもんです。

上がGS125E、下がGN125Hのトルクロッド。
スイングアームの長さが違うので、こちらも10mmほどGSの方が長いです。


GNのトルクロッドを当ててみる・・・

ファッ!?


なんとー!!!
ぴったりじゃないですかー!!!


いや、ぴったりということはないにしても、ぼくにとっては殆どポン付けも同じです!
パイプの曲げ具合、潰してある平な部分の長さ、すべてが完璧!
ボルト取り付け穴の位置が若干違うだけです。
こんなことがあるんですね・・・。
神様、ありがとう。

そんなわけで、フレームを通すのに邪魔になるシート下のラゲッジスペース?を一部カットします。



ロッドを1本発注し、2本とも穴開け。
もとの穴の方に突き抜けてしまうこともなく、良い感じの場所に開けることが出来ました。


プライマーから塗装。
新品もせっかくなので、上から塗装しました。


前側=サブフレームAに連結。


後側は本来リアフェンダーを留めるボルト穴を利用して連結。
頑丈な作りになっているので、心配不要の良い場所です。
余談ですが、この場所には今後も様々なパーツが共締めされる予定なので、ここが頑丈に作られているのはラッキーでした。


出来ました!
上から。


前から。


めっちゃ良い雰囲気!


前上がりの典型的なアメリカンフレームから、ネイキッド的なスタイルに。


一番苦労すると考えられていた箇所だけに、あっさり解決してびっくりです。


続く。
18:30 | vehicle:GZ125 (Marauder125) | comments(2) | trackbacks(0)
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